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片側顔面痙攣のこと

ドラマ『トップナイフ』によせて

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毎週録画をして医療ドラマ
『トップナイフ』を観てる。

何と言っても舞台は大規模総合病院。
さらには、主人公たちのいる現場は脳神経外科。
片側顔面痙攣発症者として、脳神経外科は心の支え!
これを観ずしておらりょうか!てんだ(←個人の気持ち:笑)

もちろんテレビドラマだから、すべて作られた物語で。
脚本が有り、主人公始め登場人物たちを取り巻く環境や人生。
恋だってあるしお笑い的要素もと盛りだくさん入ってる。
だけども、一場面一場面、食い入るようにあたしは観てる。

いや、観てしまうというのが正解かもしンない。
総合病院の外観から始まって(そこから!なんである)
「結構大規模な病院だわね。エントランスも大きい」
総合待合のフロアの雰囲気。
「悪くないわね。清潔感も開放感もまずまず」
なんて、もう気分は受診を考慮中の患者(苦笑)

脳神経外科の診察室も、余すところなくガン見。
何ならたまに一時停止までして、
担当医師のデスクの上の小物とか、窓際のカーテンの色、
簡易診察台の大きさ等まで、気になって見る。

感想。
偉そうだけど、これしかない。
「ほんとによく雰囲気出来てるなあ!」

最たる気になるエリアは、勿論と言うか。
手術室。
手術室が画面に映ると、目が離せない。
そして、同時に、胸が苦しくもなる。
心臓がギュッとなる。
いまだに、ぎゅっとなる。
「あたしもここにいたことがあるんだよな。
それも2回あたしはここにいた」 
と。

大小様々な込み入った様子の、数々の医療器械。
壁にいたるところ何かのモニター。
目が覚めるほど光っているライト。
テキパキと動く大勢の、手術服を着た看護師さんたち。

あたしの手術の麻酔担当医に、
それからあたしの手術執刀担当医師。
そして、
手術を受けるためにあたしが横たわるための、手術台。。。

実を言うとあたしは極度の近眼だから、
手術室の入室以前に、眼鏡を看護師さんに預けている。
だから、手術室内の詳細までは目視出来てない。
だから、余計テレビでの画面が興味深くて、異常にガン見!
隅々まで見ずにはおられんという(苦笑)

麻酔を吸引するマスクを装着していたり、
頭をバスタオルで巻いたまま手術台に横たわったりしている
患者役の役者さん達を、我が事のように思いながら、観てしまう。

ただとにかくこの『トップナイフ』は脳神経外科が舞台だから、
いっそうあたしの気合も入ちゃう(笑)

手術のシーンでも、ぜんぜん平気。
昔は恐ろしかった。怖くてすぐチャンネルを変えてた。
けど今では、視線そらすことなく食らいつくように画面注視。

頭蓋骨に穴をドリルでガガガガーッ!
切り外した頭蓋骨をソラマメみたいな銀の受け皿にカチャーン。
「頭蓋骨の断面って、ケンタッキー・フライド・チキンの
骨の断面と構造は似てるな」と思ったり(笑)
手術中の血液だか体液だか、ジューーーッと吸引されてくのも、
メスの先端が脳内に切り込んでゆくのも、ずっと
一瞬も逃さず、見つめている。

こういう手順なのか。
こんな状態になるんだな、とか。
自分の施術を見守っている気持ちになる。
そして「この患者さんの脳内が、どうか良い状態に静まりますように」って。

ドラマなのに。
脚本家の描いた、空想の医療ドラマだのに、あたしはそう願ってしまう。
片側顔面痙攣の手術を受けて以来、
あたしはいつだってそこに救いを求めている。
脳神経外科医師等の腕を信じ、誠実さを信じ、そして
どうかきっときっと治して下さいと、心から願う。
たとえそれがただのテレビ番組であったとしても、なんだ。

『トップナイフ』のある場面。
手術前のカンファレンスルームのような部屋で、医院長が、
「脳内は宇宙だ。まだまだ謎に満ちてる分野なんだ」
というような台詞を言っていた。

ほんとにそうだろうと思う。
どれだけMRI撮影をしてもCT撮影をしても、
造影剤での撮影をしても、原因が分からないこともある。
残念ながら、頭蓋骨に穴を開けて、脳内を直視出来るよう、
開頭しても何も発見出来ないことも、処置出来ないこともあると聞く。

宇宙は広い。
広くて深くて果てが無い。
闇と謎だらけ。
だけどそこに挑んでゆく脳神経外科医師がいる。
悩める患者を救い出そうとしてくれる。
闇の向こう側の光と、
謎の答えを見つけようとしてくれている。
あたしに出来ることは、
それらの脳神経外科医師等を信頼すること。
そして、感謝しかない。

第2話で主題になったテーマのひとつは<三叉神経痛>だった。

これはあたしの体験した片側顔面痙攣の発症経緯が似てる。
脳内の血管がとある顔面神経を圧迫して、
三叉神経痛は顔面に痛みが走る。
片側顔面痙攣は顔面に痙攣が生じる。
大まかに言えばこの違いだと思う。
だから、手術方法も似てる。
圧迫箇所を探して取り除く(解除する)処置を施す。

患者役は10年以上顔面神経痛に悩みに悩んで生きて来た女性。
顔が痛くて痛くて、食事も不自由で飲み物すらまともに飲めない。
顔を洗うだけでも猛烈な激痛が走るから、
きちんとした洗顔はおろか、お化粧ひとつももう出来ない。

数か月の間に何度も自殺を試みたほど、苦しみの人生を歩んでいた。

それを原因を見つけ除去してくれる医師がいた。
苦しみは消え去り、完全に自由になった。
執刀担当医ではないけど、女医が私物のコスメポーチを
患者役に術後、貸し出すという粋な計らいをしていた。
痛みの消滅した顔に、アイブロウをして口紅を塗って、メイクをして。
「10年以上振りかなあ」って。
術後のお見舞いに来た亭主役に、満面の笑顔を見せた。

号泣( ;∀;)✨
良かったね!良かったね!本当に良かったね!( ;∀;)

こののめり込みよう(苦笑)
でも、痛いほど分かるンだもん、その気持ち!(涙)
あたしも片側顔面痙攣で痙攣している日々、
アイラインがぜんぜまともに引けなかったし、
何度ビューラーで皮膚を挟んで、まぶたを腫らしたことか…
口紅を塗るでもピクピクが邪魔をして、歪んで塗りがちだった。
もうメイクすること自体がイヤになって、
毎日のほとんどをマスクで過ごしていたくらいだったから。

ドラマを涙目で観ながら、
片側顔面痙攣での痙攣の苦しみと、
三叉神経痛での激痛の苦しみと、
どっちの方がより苦しいかな…なんてことも思ってみたり。
けど、そんなの、
どっちも苦しい! と思い直したりして。

1時間番組だけど、
とにかくこんな風に、心がヤイヤイ落ち着かなくてザワザワで、
片側顔面痙攣でのしんどくてツライこととか、フラッシュバックしたりもして、
いろいろ感情の起伏が入り組んで忙しいんだけど。
だけれども。
『トップナイフ』は面白い!

毎週土曜日が待ち遠しくなった。
テレビ中年っ子、推参!✨
 推参 : 自分の方から押しかけて参上することをいう。
まさにまさに、コレ(笑)

追記 : 天海祐希さん、美しい方だなあ💓


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