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片側顔面痙攣のこと

空の写真

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最近めっきり空を眺めなくなった。
ことに、
最近気が付いた。

写真でもそう。
空の写真を撮らなくなった。

だいたい撮影してたのは、夕暮れの空。
夜明けの空だか、
夜が来る前の空だか、
分からないような、薄青い空が何よりも好き。

空はいい。
でも、それでもふと気付けば、
あんまり眺めていない。

片側顔面痙攣が治まってるからだと思う。

これは本当に、ほんとうに、幸いなこと。
この上ない、幸福なことだと思ってる。
耳鳴りは残ってるけど、それくらい何さ!
あの痙攣の辛さ、煩わしさに比べりゃ、
なんのその!だ。

空というものは、
心の平穏のよりどころなんだと思う。
安らぐ場所というか。

空に天国はある、とはよく言ったものだと思う。
分かる。
天国はそこにある。
けっして地面でも、山の中でもない。

片側顔面痙攣を発症してたとき、
あたしの心は、
相当に、癒しが必要だった。
それこそ、天国にいけるくらいに。
うっかり天国へ辿り着けてしまうくらいに、
空ばかり、だから、眺めてた気がする。

片側顔面痙攣で、
視野が歪み、
視界が揺れに揺れに揺れていたときでも、
空を眺めていたら、心が落ち着いた。
どれだけ痙攣があっても、
空は広いから、許された。
視野も視界も、狭まったりしても、
ぐにゃり曲がったりしても、許された。
どうあっても、
空は空であってくれて、
空を見つめさせてくれた。

流れゆく、雲。
刻々と移ろいゆく、色彩。
空は、いつだって、大らかで、優しいものだった。

写真家・荒木経惟氏が、
最愛の奥様・荒木陽子氏が若くして
ご病気で天国へ旅立たれてしまわれたあと、
「空ばかり撮ってる」と、コメントされていた。

空は、そういう存在なんだと思う。
なんつーか。
上手く言えないけど。

このまま空と、縁遠くいたい(苦笑)


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