片側顔面痙攣でも桜・咲く☆
片側顔面痙攣の憎むべき煩わしい、痙攣症状をどうにかしてでもやっつけたい!という思いの方がいらして。小さなご縁を得て、何度かお手紙のやり取りなどを頂戴して。同じ、苦しみの症状キャリア同士として、ときに慰め合ったり、ときに愚痴をコボし合ったりなどをして、片側顔面痙攣のことを、お話しして来ています。そんな中、何人かの方から、手術に立ち向かって、見事!痙攣から解放された方や、あるいは、辛く過酷であるけれど...
手術をすると決める覚悟
親戚のおねえさんが近く、入院・手術をするという。何でも<胆石>なるものがあって、それがしばしば悪さをしている、のだとか。ちらっと数か月前、親戚宅でおねえさんとすれ違ったときは、体調不良がある、とだけ言っていた。随分前から、おねえさんはソレを承知していて、結構強めの腹痛が起きたり、吐き気があったりだとかで、病院にかかっていた。掛かりつけのお医者さんにも「まあゆくゆくは手術して取った方がいいでしょう」...
あたしにだけは分かること
家族と野暮用で出かけたときのこと。用事の合間にサササッと食事が済むようにと、お昼ごはんを食べに入った、簡易レストラン。あたしの隣のテーブル席に、着かれたご夫婦一組。60代くらいだと思う。メニューを広げながら、ふと着席されるそのご夫婦の、女性の顔が目に入った。あたしは、ああと思った。片側顔面痙攣の症状をお持ちな方だ、と。その方の症状は、あたしの思う限りで言うけど、かなりお辛い状態ではないか。そう思っ...
他人には分からないこと
母よりはもっと年上な、十分高齢女性の方のこと。愛犬の散歩のとき、しばしば出会う。ご近所のゴミ捨て問題の話をしたり(苦笑)お天気の話をしたりするだけのものだけど、でも穏やかに、親しみをもって、あたしはご挨拶申し上げている。あるとき、遠くにその女性が見えた。向こーうの方からこっちへ歩いて来られていたので、あたしは「こんばんは~」と、おちゃらけながら、大きく大きく手を振った。女性はまっすぐこちらを見てい...