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開頭手術をしたけれど無念の再発…悩ましき片側顔面痙攣について等他、あれこれ雑記書き連ねます。

親が老いてゆくということ

2015/11/03
よしなし雑記 0
どこかで何かの入会手続きなんぞをするとき、
書き込む、自分の年齢に、改めてビックリしたりする。
げっマジか、と(苦笑)

職場の若いスタッフちゃん達から、
「おかあさんみたいに暖かい」なんて言われて、
これまた驚いたりして。
おかあさんって(笑)
でも、その若人たちの年齢を知ると、納得。
実際のお母さんと似たような年齢だった(苦笑)

自分の知らないところで、
勝手に年齢だけが動いている気がする。
前へ前へ?
それとも、後ろへ?


5つ6つ年上の親戚が「怖いことを聞いたよ!」と話していたのが、
”親の老い”関連。

知り合いの一人暮らしのおかあさんのお宅に、
見知らぬ男が出入りしてた!と(ギャーッ怖いー!:絶叫)

大きなお宅に住まう、その、おかあさん。
最近ちょっと、惚けがマダラに出て来始めているそうで、
鍵を無くしただとか、お財布を落としてしまっただとか。
少々、身内は一人暮らしに不安を募らせてたころのこと。

離れを貸している女学生から、おかあさんの家族へ電話が。
「最近、どなたか分かりませんが、よく、夜になると
若い男の人が出入りしてますけど」と、
大きなお世話かもしれませんが、と、
気を利かせて連絡をくれたのだという。
もう何年間か、その離れに住んでいるけど
見たことのない男だと。

大慌てで、今すぐ動ける孫(女子)が様子を見に行ったら、
夜に、知らない間に、男が居間にいた!という(ぎょえー!)

機転の利くその孫女子が、うまくその場をやり過ごして、
男を穏やかに退室させ、家に電話!
即効、母親が鍵業者を連れて来て、
家中のあらゆる鍵を付け替えた、という。
そういう話。

鍵を本当に、おかあさんが無くしたのか?
お財布も、本当におかあさんが紛失させたのか?
こりゃ、分からなくなって来たぞ!と。

孫がその問題の男と少し、おしゃべりをして、
素性を聞こうとしたけれど、のらりくらりだったらしい。
隣り町の、スポーツクラブだかのスタッフだとか何とか。
おかあさんが最近そこのクラブへ、運動に来ていて知り合ったとか。
でも、肝心のおかあさんが、マダラに惚けて来てるもんだから、
「さあ?運動?行ってる気もするけど、うーん」

たとえ、その男が善意で独居老人の安否確認的に、
訪問してくれていたのだ、としても、
素性が曖昧だと、問題だと思う。
何かあったとき、万が一、その善意が悪に変わってしまっても、
お互い残念だし。
お互い疑い合うことも、残念だし。

とにかく、惚けが出て来て、危ない。。。


友達でも親のことで、似たようなことを言い出しているのが、数人。
「買い物したものを、一部、忘れて帰宅する」
「数日前に行ったレストランのことを、覚えていない」
「息子の名前と孫男子の名前を、間違えて呼ぶ」

小さな出来事ばかりで、言ってしまえば、
特段困りはしない程度の事柄ばかり。
でも、それらが、高齢になったせいでの、
うっかりとか、物忘れ、なだけなのか、
認知症の初期段階にあたるのか、素人では分からない。
70歳代、80歳代にもなれば、どんな風になるのか、なんて、
素人には、ぜんぜん分かりようもない。

ただ、分かっているのは、家族がやんわり指摘すると、
当人が、頑なに「ボケではない!」と、憤慨する、ということ。
親がすごく憤慨するから、どうしようも出来ないのだ、と、友達談。
専門機関に相談に行くことも、無理だし、
病院なんて論外!だという。

自分の年齢に自分がビックリしてるように、
きっと親たちも、自分自身、70歳代になったこと、
80歳代になったことに、ときどきビックリしてるのかもしれない。

老いて行くということ。

親が、老いて行くということ。
自分自身が、老いて行くということ。
どちらも、ビックリしてるなら、
ビックリ同士、どうにかするほか、ない。
ビックリするだけでは、どうしようも出来ないから、
冷静になって。
出来ればいろいろ、穏やかに解決して行けたら、いいんだけど。

自分と、自分の親の高齢化。
ゆるゆると引き受けて行けたら、いい。
それが、もはや今の私の暮らしの中での、夢と希望(苦笑)



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lou.c
Author: lou.c
2013年10月、片側顔面痙攣で開頭手術を受けました。煩わしかった痙攣から解放された☆と思いきや、術後約1年数ヵ月後、また魔の痙攣が始まりました…
この症状について、さらには病というモノなどについて、さらにさらにはいろいろよしなにごとを書き綴りたいと思います。

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