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手術結果の落としどころ

脚の血管手術をした、義兄に会った。

その後術後経過はどう?
そう義兄に聞くと「まあまあかな」との返事。

長時間歩くと、
ふくらはぎが軽い筋肉痛みたいになる、と。
だるい感じもある、とも言った。
だから、経過は「まあまあかな」だと。

あたしは、少しだけ、がっかりした。
寂しい気にもなった。
どんな手術であれ、
スカッと治った☆
これが最高のことだし、最高の言葉だからね。
義兄のくちから、それが聞きたかった。
これがあたしの本音だし、また、
手術としてそうあって欲しいという、願望。

でも。
でも義兄は続けてこう、言った。
「だけど、手術には満足してるよ」と。

手術して満足してるよ。
もう、メス入れても完全には戻れないんだと思う。
それはもうしょうがないんだと思う。
だるいのはあるけど、痛くないから。
前までは歩くと激痛だった。
それが無くなっただけで、もう満足。

「手術して良かったと思ってる」

義兄は、そう笑顔で言った。
あたしは、それを聞けて嬉しかった。
心底、良かったなあと、思った。
と同時に、改めて痛感した。
〝どこまでを治ったと思うのか〟
もっと深く言うなら、
〝どこまでいけば治ったと納得するのか〟
こればかりは、もう、個人の思う次第なんだと思う。
改めてそう、思った。

義兄は、術後経過中の今、
脚に生じている違和感を、不幸だと思っていない。
手術の失敗だとも。
しれっと「もうしょうがないんだろうなあと思う」と。
大事故に巻き込まれる前の、
完全な自然に血流の流れる血管の、脚、では無くなった。
大事故がすべての原因。
それに遭遇したのは、義兄の運命かもしれない。
言い出したらキリがない。
どうあっても自分では回避出来ないものってある。
それが、義兄の場合、
かつて巻き込まれた大事故であり、
今した手術の完治具合だと思う。
ただ、
ただただ、良かったなあと思うことは、
手術結果のこれについて、
ただただ、義兄が「満足してるよ」と言ったこと。
義兄のこののんきな大らかさは、宝物だと思う。

あたしは2度、開頭手術をした。
片側顔面痙攣を発症して、2度、手術をした。

1度目のときは、手術が待ち遠しかった。
これで完全に治るんだ!
これで痙攣から解放して貰うんだ!☆と、
喜びの希望だけしかなかった。
それが、まさかの大失敗の施術方法により、
まさかの大失敗に終わって、
まさかのたちまちな痙攣再発になった(悔涙)
すべてあたしの医師選びの失敗だった。
その後は、いろんな後悔が、あたしを苦しめた。

そこから地味に斜め前向きで、気持ちを起き上がらせて、
2度目の再手術へ挑むことを決意した。
今度こそ!と、
物凄い強いエナジーをもって、医師を選び、臨んだ。
だから、今回の手術については、
後悔が無い。
なぜなら、心底自分で考え、悩み、選んだ病院だったから。
吐くほど悩んだ。
眠れない夜をたまに過ごした。
(↑あたしは爆睡大魔王なので、こういうことは滅多にない:苦笑)
だから今のあたしに、後悔は無い。
こう言える自分に、良かったねえお前、と言ってやりたい。

あたしの現在の術後の経過は、
おかげさまでと、医師に感謝したい。
おかげさまで、
痙攣は今のところ引き続き消滅している。

ときどき「ピクピクッ」と電流が走るようなことがあって、
心臓がバクバクするけど、
以前のような強い痙攣と引きつりとは違う。
誰もが一般的に体験する、眼精疲労的な痙攣の感じ?
パソコンを長時間見続けてピクピクッとか、
睡眠不足の疲労から来るピクピクッとか?
そんな感じがしてる。
(片側顔面痙攣を発症とは違う!と強く念じてる!)

不安な感情は、この先もずぅっと続くと思う。
少しでもピクピクッと来たら、ドッキーン!(心臓バクバク!)
小心者世界一決定戦とかもしあれば、
日本選抜一で、たぶん、出場できると思うし、
間違いなくあたしは相当上位に食い込むと思う。
でも。
これがあたし。
これが、あたしの人生なんだろうと、思う。
手術結果の落としどころは、執刀医師には関係ない。
あたしの問題だ。
あたしの気持ちの問題だ。

義兄のように手術結果に「満足してるよ」と、
穏やかに言う人間は、
本当に素直に、いいと思う。
あたしも、2度の手術をした今回で、
ほんの少しだけ、そういう<いい>を
ほんの少しだけ、手にしたかもしれない、気がする。

自分の選択は、自分の満足につなげたい。
まだそういう感情に馴染んでない性格だから(苦笑)
もうチョイ、時間が必要だけどね。

光を見ていたい。
自分のダークサイドばかりでなくね。



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2018-02-19 : 片側顔面痙攣のこと : コメント : 0 :
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プロフィール

lou.c

Author:lou.c
2013年10月、片側顔面痙攣で開頭手術を受けました。煩わしかった痙攣から解放された☆と思いきや、術後約1年数ヵ月後、また魔の痙攣が始まりました…
この症状について、さらには病というモノなどについて、さらにさらにはいろいろよしなにごとを書き綴りたいと思います。

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