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どうしてと思うこと

今芸能界でときめいているひとりだと思う。
神田 沙也加さん。

うんとうんと昔。
ネットかどこかでその文字を読んだ記憶がある。

「どうしてわたしだったのかなって。
そう思うことがありました」

この意味は、大スターの両親を持って、
この世に生まれた”理由”が分からないと。
嫌だとかそういう中身ではなかったと思う。
ただ彼女が言っていたのは、
「どうして自分だったのかな、と思う」ということ。

育って来た過程では、
一般人には想像しかねる、特殊な環境があったと思う。
複雑な感情を持っておとなになられたんだろうなあと、
その言葉を聞いたとき、思った。
同時に、深い言葉だなあとも、思った。
だから、あたし、今までよくよく覚えて来てる。

どうして自分が?

これは、生きてゆくなかで、
過酷だったり、非情だったり、壮絶だったり。
とにかく、総じていえば、
幸福でないときに、ふっと。
いかん、と気づきがらも、ふっと出る考えだと思う。

どうして自分だったんだろう?

片側顔面痙攣になって、
この症状について、初めていろんなことを知った。

頭蓋骨の一部位が、一般的サイズより小さいこと。
だから、顔面神経と聴覚神経と、血管が触れ合いやすい
環境にあるということ。

あたしは、これが、すべての根源だと思う。
<血管壁が硬くなって、接触後、振動が伝播しやすくなって起こる>
もちろんそういう事情等は、当然わかる。
原因と結果。
ものすごく明瞭に分かる。

けど、それ以前のもっと。
もっともっと最初のもと。
根源的なこと。
それは、やっぱり、
一般的な人の頭蓋骨の(一部分)大きさよりも、
小さいサイズで生まれていること。
これだろ、と思う。

どうして、なんだろう。
どうしてこう生まれたのかな。

親きょうだいは、ふつうに生まれているのに?
あたしだけ?

DNAは関係ないのか?
因果関係なし?
親戚にも縁戚にも、誰一人としていない。
片側顔面痙攣キャリア。

どうして自分だけだったのかな。
なんで、あたしだったんだろう?

<どうして?>

答えは永遠の、謎。
というか。
たぶん、答えはそもそも無いんだろうな。
それでも思ってしまう、この、どうして。

ひがんでいるとか、スネてるとかじゃもうなくて。
ただただ単純に、
なんであたしだったのか。
それが知れたらいいのにと思う。

再手術をした病院の、
立派な脳外科医の最高位医師に、
もし、こんなことをつぶやいたら、
またどやされるんだろうな(苦笑)
「無意味なことで、悩まない!」そう言われるだろうな。
これは間違いなく当たってるはず(苦笑)
先生はご立派だし、お気持ちもお強い方だもの。
立ち位置が別枠…(苦笑)

あと10日程すれば、
再手術をして3ヶ月になる。

「3ヶ月後くらいに、またふわっと痙攣が
再発する患者さんもいます」の医師からの言葉が、
心から離れない。

「でも落ち着いて。想定内のことですからね」
この言葉を慌てて引っ張り出して、心に付ける。

右側の頬が微弱に引きつると、どきっとする。
右まぶたが微妙に揺れると、心臓が凍りつく気がする。
わきの下にじわっと、嫌な汗がにじむ。
そして、じーっと、耐える。
様子を伺う。
たぶん、大丈夫。
たぶん、違う、痙攣じゃない、と思う。
と、思う。

どうして自分だったのか。
どうしてあたしが、
この片側顔面痙攣のキャリアになったのか。

ネット検索をして、
幾人かの方々の記事を拝見して来たけど、
ほんとに、見事なほど、
術後快調に痙攣が治まったら、記事の更新は途絶えている。
本当に、うらやましい。
一切、術後、片側顔面痙攣に、囚われていない。
そこが、信じられない。
そこまで忘却出来るのか。
それほどまでに、完璧に完治されたということなのだろうか。
ひやっとすることなど、ただの1度もないまま、
もうずっと暮らしていっておられるのだろうか。
半年後なだけでも?
1年後でも?
2年後でも?
5年後なら、さらに?
いいなあ。
ほんとに。


あたしはどこまで、どうして、と思うんだろう。
どうしてあたしが片側顔面痙攣になったのかって、
思い続けるんだろう。

瞬きをすると、耳鳴りがする。
これは元に戻っている。
術前よりは、おとなしいけど。
これも、すごく不思議。
手術直後は、確かに治まっていたのに。

ただ、手術前の説明時、
脳外科代表医師から、
「耳鳴りは完全に治らないかもしれません」
そう言われていたから、心の準備はまだ出来てる。
それでもの不思議は、
手術後に消えていたものがまたじわり、戻ったこと。
不思議。。。

〝痙攣は治まるかもしれないけれど、
耳鳴りは難しい〟

こう医師より言われたということは、
痙攣は今、消滅しているから、
再手術内容は、
耳鳴り消滅とは、リンクしていないのかな。
この耳鳴りは、痙攣を誘発しないものなのかな。
いろんな、
どうして?と思うことが、ふつふつ浮かぶ。
これらがすべて浮かんで来なくなったら、
あたしも片側顔面痙攣のことを、
完全忘却の元・患者、に、なれるんだろうか。




033j.jpg



あんまり気になるようだったら、
術後受診予約前でも、
病院診察に行こうかなぁ…

どうしてこんなになっちゃったんだろうなあ。。。
考えてもしょうがない、メビウスの輪。





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2017-08-11 : 片側顔面痙攣のこと : コメント : 4 :
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こんにちは
こんにちは。ブログを読むと共感だらけです。
私も何故自分が?って何度も思いました。
左目あたりが時々動く時また始まるんじゃないかととても不安になります。
耳の中の音も気になります。
首こりもすごいし。
最初の手術のあとに担当の医師からあなたは脳がいっぱいなので他の人よりスペースがないと他の患者さんの脳のMRIと私のMRIを比べて見せてくれたことがありました。そういう事もあるんだなーと思ったのを思い出しました。
私のブログもなんとか現在のところまで書きました。思い出して途中具合悪くなったりしましたが(笑)また、遊びに来ますねー!!ありがとうございました(o´〰`o)❤
2017-08-11 12:57 : まゆ URL : 編集
初めまして
私も5年前にした 顔面痙攣の手術が
今頃になって再発 もしくは 別の箇所の発生で悩んでおります
どっちなのかは まだわかりません 

今月末に とりあえず 手術を受けた病院でMRIの検査を予約してますが
手術を受けた時の担当医執刀医が退職してしまい 
再手術をどうするか とても悩んでおります 


色々不都合があるかも知れないのですが
よろしかったら
主様の再手術の際の
病院名 担当医名
教えていただけますでしょうか? 
2017-08-11 17:36 : はるみ URL : 編集
Re: お立ち寄り下さりありがとうございます☆
まゆ様、

お立ち寄り下さり有難うございます☆

こんな面倒な気持ちに共感して頂けて、感動しています(涙)
この世にたったひとり切りではないのだ、と
思わせて貰えることは、有難いことだなあとつくづく思います(涙)

またまゆ様のブログも、拝見致します。

>思い出して途中具合悪くなったりしましたが(笑)

この文字に、私は強く共感致しました。
私も文を考えるとき、症状や状況についてもろもろ
詳細を思い返すので、心臓がぎゅーぎゅーします。
じつは、もっとあれこれ、再手術のことについてなど
書き記そうと思うことがあるのですが、
感情がまだまだ整理もつき切れていないことや、
何より気持ちがグラグラするので、書けないでいます。
いつか、すべて穏やかに思い出として、
思い返して書き出すことが出来ればなあと、思っています。

お互い、なんとか感情と折り合いをつけながら、
なんとか頑張って暮らして参りましょう☆

ひとり切りじゃあないのだ、という思いは、
本当に大きいです。
お言葉、お寄せ下さって本当に有難うございました☆!(涙)
2017-08-11 20:17 : lou.c URL : 編集
Re: こちらこそ初めまして
はるみ様、

初めまして。
お立ち寄り下さり有難うございます☆

手術をして以後数年後の症状については、
本当に難問のようですよね。
同じ場所が原因での痙攣の
”再発”なのか、あるいは”別の箇所”が理由なのか…
どちらも考えられることのようです、よね。
私の再手術先医師からは、
この片側顔面痙攣に、なりやすい人と
そうでもない人がある。
そんな感じで話を聞きました。
そういう風に、神経と血管が接触しやすい<体形>に、
持って生まれた。
そんな風なところなのだろうなあ、と理解しています。
本当に、無念ですよね…(ため息)


> 再手術をどうするか とても悩んでおります 
お気持ち、ものすごく分かります。
再手術をしても完全根治になるかどうかは、
神のみぞ知る世界ですから。
大きな決断と勇気が必要ですよね。
お気持ち、本当にお察し致します。

> 色々不都合があるかも知れないのですが
> よろしかったら
> 主様の再手術の際の
> 病院名 担当医名
> 教えていただけますでしょうか? 

こちらのことですが、ネットで公開することは
個人のブログでもありますし、また
情報を扱うマナーとしてもはばかられますので、
宜しければ、私個人宛にメールを頂けましたら、
メールにてお返事申し上げます。
どうぞご了承下さいませ。

はるみ様のより良き方向に、
すべてが進まれますように。
同じ片側顔面痙攣症状キャリア者として、
心から私も願っております。
2017-08-11 20:31 : lou.c URL : 編集
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プロフィール

lou.c

Author:lou.c
2013年10月、片側顔面痙攣で開頭手術を受けました。煩わしかった痙攣から解放された☆と思いきや、術後約1年数ヵ月後、また魔の痙攣が始まりました…
この症状について、さらには病というモノなどについて、さらにさらにはいろいろよしなにごとを書き綴りたいと思います。

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