すこやかであればそれだけで。

片側顔面痙攣で、
あたしが再手術をした、ということを、
告げていない友人数人と、久しぶりに会った。

ひとりの友人が、こう言い出した。
「今度、人づてに紹介して貰った<ヒーラー>に会って、
<セッション>して貰うことにするの」と。

紹介して貰った<ヒーラー>は3~4人いるらしくて、
出来るなら全員と会って<セッション>をして貰い、
一番相性の合う<ヒーラー>を見つけたい、とも言った。

あたしは、スピリチュアルな関係のことに、
まったくうとい。
興味がない。
関心もない。
だから<ヒーラー>とか<セッション>とか熱弁されても、
なんとなーーーくあたしなりに、想像はつくけれど、
それがきっぱり正しく正解、なのかは、わかんない。

その、とある友人は、
あたしのように何かの症状が長年あって、
肉体的にも精神的にも疲弊した、とかではなく、
親族間で、
込み入ったトラブルが生じて、疲弊したと言っていた。
信じていた身内の裏切りや、
親身になってくれていた人物の横暴などなど。
とにかく、へとへとに疲労困憊した数ヶ月を過ごしたという。

そんな友人の憔悴に気づいた、とある人から、の、
<ヒーラー>さん紹介、だという。

あたし以外の友人等も、
おしなべてだいたい、あたし同様、
そのテのことに、関心を持ってない。
だから「ふーん。いいんじゃない」だとか、
「へえ~またそれ、どんなだったか聞かせてねー」
なんて、適当な相づちを打っていた。
またある友人は、
「ヒーラーにセッションして貰うと、
人によっては数万円料金かかるんでしょ?
3,4人も会ったら、すごい金額になるじゃん。
ちょっとした旅行行けるじゃんー」と言って、
少々、半笑いな顔をして見せてた。

適当に話を合わす友人。
あるいは、高額料金支払うくらいなら、旅☆と
考えている友人。
オモシロ話のひとつとして、とらえている友人。

あたしは、それらのどこにも、属さない。
もはや。
ええ。
もはや、と言ってしまおう。
片側顔面痙攣という症状を発症してから、というもの。
もはや。
思うことは、ただひとつ。

「すこやかなら、それだけでもうすべてO.K.なんだよ」

もっと言うなら、
ほどほどのすこやか、であっても、すべてO.K.
ほどほどであったとしても、本当にそれは、もう
何にも置き換えられない、素晴らしいこと。

悩めることも、悩まないことも。
何かに関心を持つことも、持たないことも。
親族の暗いトラブルに疲弊することも、
高額の料金を支払い<ヒーリング・セッション>を
何度か試す決意をすることも、なにもかも。
なにもかも、
すこやかであるからこその、出来る<こころ>があるのだ。
行動出来る<こころ>に、
もっと言ってしまえば、何かに巻き込まれる<こころ>までも。
だから、あたしは、もはや、ひとから
たいがいの愚痴や相談事や悩みのような話を聞いても、
正直
「どーってことないよー」と思う。
そして、さまざまなことについて、
肯定もしなければ、否定もしない。

あたしの、この片側顔面痙攣のように、
自分自身、持って生まれた”さだめ”を、
医療のちからで乗り越えようと思う、勇気とか、
乗り越えられなかったらと思う、絶望とか。
そういう、どうあっても逃れられない運命から比べりゃ、とね。
自由意志が、そこにはある。
自分で選択出来る余地が、多いにあるのだから。
だから、
「まあまあそう、カッカしなさんな」と、思う。
「まあまあそう、落胆しなさんな」と、思う。

それもこれもすべてが、あなた次第。
何ごともご自由に。
どうだってご随意に。

そしてね、あたしは言いたい。
それもこれも、みんなみーんな、
すこやかだからこその、得ている自由なんだよ、と。
すこやかであれば、それだけで、御の字なんだよ、とね。
言いたいなあと、思う。

年下の女の子が、こう言って来た。
「わたし、今年で30歳になるんですよ」
あら、そう。
「彼氏もいないんですよ」
あら、そうなの。
「将来、このままでわたし。
ちゃんと結婚出来るか不安で泣けて来るんですよ」

いやいやいや。
大丈夫。
てか。
ぜんぜん平気。
それがどうだというの。
それがいったい何だと言うの。
すこやかなんだから、問題なし!☆

今のあるその幸福を、喜んでよ。
それは、本当に実は、実に実に、
生きているなかで、最高の幸福なんだよ。


何の症状にも囚われていない暮らしの、素晴らしさを、
あたしはきっと、友人の誰よりも、知ってる。




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2017-07-05 : よしなし雑記 : コメント : 0 :
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プロフィール

lou.c

Author:lou.c
2013年10月、片側顔面痙攣で開頭手術を受けました。煩わしかった痙攣から解放された☆と思いきや、術後約1年数ヵ月後、また魔の痙攣が始まりました…
この症状について、さらには病というモノなどについて、さらにさらにはいろいろよしなにごとを書き綴りたいと思います。

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