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病について正直な言葉。

職場の元気ハツラツな若い主婦さんが、以前、
こうキッパリ言い切っていた。

「病気がちな人って大嫌い。
そもそも病気になるって、根性とか
気合とかが足りないからなんですよ!」
この主婦さんは、バリバリ健康優良人。
子供のころから体育会で、運動力に体力に自信ありあり。

それを遠くで耳にしていた若いフリーター女子。
「厳しいですね。
悲しい」
この女子は、かつて会社勤めをしていたけれど、
いろいろあって、結構重いうつ病になって、
退社した経験を持つ。
心療内科には、ときどき今も通院しているらしかった。


とね。

こういうことがあったのよねえ、と、
今年43歳独身女友達(両親と同居)に、言ってみた。
この女性とは、うーんと昔に勤めていた会社が同じで、
どっちもとっくに退社してるけれど、
プライベートで、ずっと仲良くしてる。

とても気立ての優しい子で(年下だからね)
思いやりもいっぱい。
気遣いも心配りもたっぷり。
そんな子。

だからあたしはきっと、こう言うと思っていた。
<そんな言い方ってないですよね>と。
断言するだろう、そう思ってた。

ら、違った。
言った彼女の感想は、こうだった。

「実際、病とか体調不良とかに、
自分自身なってみないと、わかんないですよね」


ちょっとあたしは、びっくりだった。
へえ、そう来たかあ!と。
とにかくあたしは、彼女だったらきっと
弱ったことがある側につく感想を、言う。
そう思ってたから。

「その病気がちな人が大嫌いって人は、
大病を一度も経験してないから、
なった人の気持ちが分からないでしょうねえ。
病気になったその人は、病気になったから、分かる。
他人の痛みとか。
けど、なってなかったら、その人も
分かんなかったかもしれない。
だから、
なってみないと、分かんないですよね」


あたしは「病気勝ちな人って大嫌い!」と言った
主婦さんのことは、
正直、ちょっとなあ、と思っている。
病や体調不良って、誰も好き好んでなりゃしない。
唐突になったり、不慮でなったり、そのほかいろんな事情があるはず。
そして、何より、つらい。

あたしの片側顔面痙攣だって、そう。
好き好んでなったわけじゃない。

だから、ちょっと、43歳の友達の感想は以外だったし、
彼女に、同感して貰えなかった微妙な残念さに、
ちょっと、落胆した。

でも。

自宅に戻って、家族にこの話をしたら。
「すごいね」と言った。
第一声がコレだったから、てっきりあたしは
「でしょう?!だよねえ」と答えたら、違った。
あたしの思いと、違っていた。

「彼女は○○(←あたしのこと)に、本当に心を開いてるね」
そう言ったから、あたし「は???」

「病気になった人にしか分からないって、
それはほんとに、正直な言葉だと思う。
病気だって体調不良だって、骨折だって、介護だって。
体験してない人には、
大変さを想像は出来ても、心底理解は、難しいと思う。
けど、
そんな言葉は、まっすぐ過ぎて、
なかなか誰にでもは言えないよ。
だからさ。
○○に、本当に心許してるんだな。
そう思うよ」



いろんな人の考えや感情を越えたところで、なにか。
何かこう、助け合える何か、
みたいなことが、出来ないかなあ。

そんなことを、あたしは今回の入院中、
ずっと考えていた。
パラマウントベッドの上で(笑)

何か、
分かり合える人たちと一緒に、
助け合い、な、こと。
どうにか出来ないものかなあ。

43歳の彼女も、つねに、すこやか。
ご両親もご健康。
超ご高齢のお祖母さんがいらした。
100歳近くで、川を渡られたけれど、
その瞬間までお達者で一人暮らしをなさってた。
それくらい、お祖母さんも、体調不良には縁がなかった。

そう。
縁がなかった。
病とか体調の不具合だとかに、縁がなかった。
縁がないと、彼女のいうように、
<分かんない>と思う。

そういうところを越えた、ところで、何か、ね。
うまく何か、出来ないもんかなあ。

正直な言葉は、何かを生み出す。
それは、友達の言葉であり、
そして、あたし自身の言葉からでも、ある。
あたしは、つらい体験をした経験者だ。
あたしの持つ正直な言葉も、
きっと、
たぶん、強いはず。




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2017-06-29 : よしなし雑記 : コメント : 1 :
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Re:鍵コメント様へ
鍵コメント様へ、

お立ち寄り下さりありがとうございます。

当方からのお返事をお求めの件ですが、
こちらから6月中に2度、お返事お送りしております。
当方では送信済みになっているので、
お送り出来ているとは思うのですが…
また、
今回再度のご連絡頂いたアドレスと、
以前お送り頂いた貴女様のアドレスを拝見しましたが、
同じようなのです。
うーん(謎)
再度フォルダ等ご確認頂きまして、
もしそれでもやはり不明ということでしたら、
再送致します。

以上コメント欄より、ご連絡申し上げます。
2017-07-04 02:41 : lou.c URL : 編集
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プロフィール

lou.c

Author:lou.c
2013年10月、片側顔面痙攣で開頭手術を受けました。煩わしかった痙攣から解放された☆と思いきや、術後約1年数ヵ月後、また魔の痙攣が始まりました…
この症状について、さらには病というモノなどについて、さらにさらにはいろいろよしなにごとを書き綴りたいと思います。

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