良い医者ってどんなもの?

片側顔面痙攣の、再手術を決意して数週間。

最終的に、執刀担当医と、
入院予定日と手術予定日を決める段取りのために、
脳神経外科を再度受診をした。

全国でも結構上位に、名を連ねることのある、大病院。
脳神経外科も、相当な執刀実績を年間誇る。
執刀担当になる、お医者も、自信に満ちていた。
でも。
でもね。
あたしは聞きたかったんだ。
医者にしてみれば、くだらない質問かもしれないけど。
聞きたかったのよ。
いろいろとさ。

先生。
手術の前にお聞きしたいことがいくつかあるのですが。
医師 「どうぞ」

○再度の再発、ということはまたあるものなのでしょうか。
医師 「そんな。
    未来のことなんか、誰にも分かりません」

○いつか左側顔面も、起こりえるのでしょうか。
医師 「そんなことは、誰にも平等に起こるかもしれないものです。
    あなたにまた起きるかもしれませんし、
    でも私にだって可能性はあるのです。
    誰にも未来は分かりません」

○前回の手術の、施術法が前回はあーゆう感じで、かなり
イレギュラーな処置をされてしまった私ですが、
今度して頂く方式は、再発リスクの少ないとされている
”吊り上げ方式”など、なのでしょうか。
医師 「そういう予定です」

○リスキーだと言われる、テフロンクッションなどを
挟み込むなどは、なさらないということでしょうか。
医師 「そういう予定です」

「というかね」医師。
はい。
あたし。

「そんなことはあなたが考えなくてもよろしい。
こちらがすべて良いように全部やりますから。
こちらの判断に任せて下さい。
適時的確な処置をしますから」


手術の日程ですが、いつがよろしいか。医師。
○日以降は、一応仕事の予定は空けています。あたし。
じゃあ○日にしましょう。

の、○日があまりに直近だったから、
あたしは正直動揺してしまって。
この日かこの日かこの日か、どれが良いか?
みたいな提案も、くれるとおもってたから。
ズバッとその日、がいきなりとは、思わなかったから、
即答出来ず、えーっと、ですね、と答えたら。

「優柔不断は良くないですよ!
そういうの、まったくだめです!
前を向いて行きましょう、前を!」


「○日以降いつでも良いとあなたが言ったじゃないですか?
じゃあ○日で、と私はただそれに答えて言っただけですよ?
優柔不断はダメです!
それにね。
もうそんな、あれこれ考えたりする時間は、
今までにもう十分あったでしょう!
そんなことはもうとっくに終えていないと!
前を向いて行きましょう!前を!
前向きに行かないとダメですよ!」


先生。
先生はきっと、すごく立派な人生を歩んで来てるんだろうね。
子供のときからとっても優秀で。
立派な大学を出て、ビシッと順調に医学博士になって。
辣腕の腕前と、卓越した手術のセンスで、
医療界の上位へ登りつめていて。

あたしはもっと、甘やかして欲しかったんだ。
今度こそ、ちゃんとした医者にかかって、
今度こそ、きちんと根治を目指す。
再発しているもんだから、その思いはいっそう大きい。
かつ、再発してるもんだから、いろんな不安も恐怖も、大きい。

あたしはそう。
優しく甘やかして欲しかったのよ。
大丈夫ですよ、と背中を、なんなら、撫でて欲しかったのよ。

大丈夫ですよ。
心配なさらずに。
私がきっと治してあげます。
再手術ということで、不安もいろいろおありでしょうが、
私が全力で執刀しますから。
安心して任せて下さい。

手術の方法は、このような方式で行く予定をしています。
何ならご家族の方にも、ご希望あればお話します。
この方式だと、こういうリスクが減ります。
また、逆にこういうリスクが生じることもあります。
でも、最善を尽くしますから、心配なさいませんよう。

一緒に、頑張りましょう。


幻想。

たぶん、この巨大病院では、難しいことなんだろう。
それが一番、難しいことなんだろう。
あたしは、大勢の患者の中の一人に過ぎない。
ワン オブ ゼム。
あたしが”宮崎駿”氏や”小泉今日子”氏だったら、違っただろうな。
まあね。
それが人情ってもんだ。人間ってもんだわね。

前の執刀医は、術方はダメダメだったし、
こうしてあえなく再発の憂き目にも遭わされてるから、
もう断固恨み節!(悔涙)だけど、
思い返せば、このズルズルしたところだけは、充実してたな、と(苦笑)

「あなたが納得行くまでお話、お聞きしますし、
お答えします」から始まって、事実、延々面談してくれた。
家族も次回呼んで、と、家族も交えて、
この片側顔面痙攣についての解説をしてくれた。
執刀する施術方法もね、ずいぶん話してくれた。
ダメダメの術法だったけど!(怒&失笑)

良い医者って、どんなのをいうのかな。

家族に聞いてみた。
そしたら、ひとことこう言った。

「治す医者」

そりゃそうだ。

あたしの、今度の手術にあたり、の、
この執刀医の態度について、
家族は、あたしがナーバスになり過ぎてるとも、言った。
それほど凹まなきゃいけないような物事は、医者は言ってない、と。
別にどれもふつうのことを言ってると思う、と。
説明不足に感じることも、
家族に言わせたら、
素人が四の五の言わずにこっちに任せとけ~なだけじゃねーの、と。
何もその医者が、冷酷無比とかなんて、思わないけど、と。


あたしは、甘えたかったのよ。

こわくない、こわくない。
大丈夫ですよ。
安心しなさい。
ちゃんと治してあげますから。
心配しないで。


片側顔面痙攣を、
根治で治してくれたら、良いお医者。

先生どうか、治してください。
この痙攣からあたしを解き放って。
それだけが、あたしの、ただただひとつの願いなのです。




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2017-04-22 : 片側顔面痙攣のこと : コメント : 3 :
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Re: お立ち寄り下さりありがとうございます
鍵コメント様、

お立ち寄り下さり、有難うございます。

本当にあれこれ煩わしく、悩ましいものですよね。
本当にこんな痙攣から、おさらばしたいものですよね。

お互い何とか奮闘致しましょう。

手術、頑張ります。
暖かいご声援、どうもありがとうございました!☆
2017-04-24 01:40 : lou.c URL : 編集
応援してます!
初めまして。
いつも読ませて頂いています。

私も9年近く患っていて昨年からボトックスで普段と変わりない生活になったものの、一生ボトックスを続けるのもなと考えて、9月には手術をする予定です。
参考にさせて頂いています。

手術の日、近々になるのですね。
どうか無事乗り切って、そして完治することを祈っています!
2017-04-27 18:49 : ff URL : 編集
Re: 暖かいお言葉、ありがとうございます☆
ff様、

初めまして、こちらこそ。
お立ち寄りくださり、有難うございます。

手術を決意されたのですね。
頑張って下さいね!
私からすれば、妙な言い方かもしれませんが、
1度目の手術でらっしゃることが、うらやましいです(苦笑)

個人的見解ですが、
この片側顔面痙攣の手術での根治は、
かなりの高確率で可能だろうと思っています。
この病は、原因不明の症状ではなく、
各症状キャリアーの症状の<原因>箇所さえ
バリッと発見してくれて、
ビシッと処置を施して貰えれば、
根治出来るものだと、思うのです。
実際、きちんとした医者に的確な手術をして貰ったら、
完全に痙攣から解放された方々は、たくさんおられますもの☆!
それも、多くの方が、1度目でちゃんと治っておられます☆!
ですからff様も、9月以降は、
爽快で健やかなる日々が待っておられることと思います。
本当に、1度目って、希望に満ち満ちていますよ!☆☆☆
1度目での完治率は本当に高いです!
きっと治られますよ!本当にそう思います!
これが私のように、2度目になりますとねえ。。。
そうも思えないところが、無念なんですよねえ。。。はぁ(ため息)

でも、暖かいご声援有難うございます。
私なりに、明るい未来を信じて。
頑張ります!
2017-04-27 23:51 : lou.c URL : 編集
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プロフィール

lou.c

Author:lou.c
2013年10月、片側顔面痙攣で開頭手術を受けました。煩わしかった痙攣から解放された☆と思いきや、術後約1年数ヵ月後、また魔の痙攣が始まりました…
この症状について、さらには病というモノなどについて、さらにさらにはいろいろよしなにごとを書き綴りたいと思います。

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