病院選びはくどいほど慎重に。

このへっぽこブログでも、
少しはどなたかのお役に立てば、と。
ほんの少しでも、とそう思っている。

あたしの、大きな失敗を、
どうか利用して貰いたい。
あたしの、過去の大失態を、
どうぞ学びのかてにして頂きたい。

片側顔面痙攣の再手術を、決めた。

決めた先の病院で、開頭手術の
執刀して貰う担当医に面談した。
そのとき。
前回執刀して貰った医者の話になった。

あたしが、これまでの片側顔面痙攣の発症の頃から、
手術にいたるまで、そして現在まで、を
時系列で覚えている限り、紙に書き起こして、
手紙を渡しておいたから、
話は何もかもが、早かった。

今度の担当医師は、一言会うなりこう言った。

「どうしてもっとちゃんと、
医者と病院を選ばなかったの?」

いろんな意味で個人的なことに関係するから、
面談時のその詳細までは、
ここに書かないけど、
ざっと言ってしまえば、
あたしの前回の執刀医は、
脳外科医として、けっしてよい医者とは言えないようだったのだ。

残念。

ものすごく、驚いた。
けど、でも、今にして思えば、という節が、
どんどん頭に思い浮かんでは消えた。

とにかく、あの医者は、話を<盛っていた>
これに尽きる。

輝く経歴。
手術の執刀数。
治癒率。
完治率。
それから、何より衝撃的だったことには、
あたしに施された術法。

〝あなたの、首筋の筋肉組織を少し削ぎとって、
脳幹と接触している血管との間に挟み込む。
自分自身の筋肉組織だから、異物混入にならない。
だから、拒絶反応もない。
最適で安全な方法〟

「それは、ずっと以前、ほんのごく少しの期間だけ
存在した方法です。
でも、その方法はまったく良くない、という認識が、
十数年前から、もう確固たるものとしてあります。
だから、十数年前からもはや
どの脳外科医もやっていません。

もっとちゃんと病院と医者。
選ばなきゃだめです。
ダメでしたよ。

でも。
もういまさらそんなことを言ってももうしょうがない。
過ぎ去ったこととして、前を向いていきましょう」



今回訪問したA病院とB病院。
どちらも、大きな街の巨大な大病院。

そして、面談して貰ったそれぞれの
医師たちの話を、あたしなりに解釈してみると。
※あたしなりの解釈ですよ。

きちんとした病院の、
ちゃんとした脳外科医に、
開頭手術をして貰えば、
この片側顔面痙攣は、
ほぼ、完治する。

 (あああ言っちゃったー
 でも何度も言うけど、これはあたし独自の解釈です)

B病院の医師のくちからは、
あたしの聞き間違いでなければ、
「1度目の手術で、98%くらいの方が、完治します」
そう言われた気がする(って、気がする)
だから、
「当院での再手術は、ほとんどありません。
年間あっても、1人か、多くて2人か…
なぜなら、1度の手術で、ほとんどの方が治るからです

「私の意見では、ですが、
再発してしまう原因は、
1度目の手術のときに、接触部位を見逃していることが多い。
見落としていると言ってもいいでしょう。
異物を挟み込むとか、癒着が、とか
そういう事情よりむしろ、と私はそう思います」

あたしが、再手術を決めたA病院は、
年間の再手術患者数が、とても多い。
1度目の執刀数は、もちろんだけど、ものすごく多い。
「術数がすべてではないですが、
患者さん側にされたら、ひとつの目安にはなるかと思います」
A病院の若い医師は、そう言っていた。

あたしは、今回、そこに、賭ける。
そう。
賭ける。
治して貰う。
治して貰える、に、賭けてみることに、する。

CT撮影の画像をモニタリングされながら、
医師に言われた言葉。
「再手術をする価値は、あると思います」
これに、賭けてみることに、した。


あたしは、1度目の手術で、失態をした。
取り返しのつかない失態と思っていた。
けど、もしかしたら、
まだ取り返すことが出来るかもしれない。
そう、小さな希望の光を、今持っている。
その光は、あたしの中で、弱々しいけど。
でも、それでも確かに、光ってると思う。

あたしの大失態を、とにかく知って貰いたい。
どなたかに。
どなたか。

病院選びと、医者選びは、
何をどうあっても、くどいほど慎重に。

病院の実績は、今ならちゃんとした病院なら
ホームページに明確に表示してある。
術法や、執刀の種類や、それらの年間執刀数。
多い所なら、3,4年前のデータも載っている。
開示していないところは、はっきり言って、曖昧過ぎて怪しい。
口ではいくらでも<盛れる>
患者側は、粘り強く、しっかりみっちり聞くこと。
はっきり言う。
たいしたことのない医者は、
とにかく話と手柄事例を<盛る>
そりゃもちろん、それは人情ってもんだろうけど。
でも、そこは病院なのだ。
医者なのだ。
<盛る>な!

そして、そこを見抜くこちら側の冷静な、目。
言い方は悪いけど、
医者の話は”半分程度”で、聞いておく。
そのくらいの中で、探る。
考える。
選択する。
こちら側の責任もある。
ぬからないように。
足元をすくわれないように。
自分自身にも、厳しく問いただすこと。
「この医者でいいと思うの?
この病院でほんとにいいと感じるの?」

とにかく、情報収集。
開示してあるものは、かたっぱしから閲覧する。
ネットで、地元で。
実際の通院患者さんなどの話も駆使。
医者の経歴。
病院の成り立ち。
手術方法。
そして、病院と医者とに対面する。
そして、聞く。
質問する。
しまくる。
誠実に返答なければそれだけでも、不可。
直感として<盛り>過ぎてる感もあり過ぎれば、怪しむこと。

家から近いから、をまず第一にしてしまったあたし。
大いに反省。
入院期間は長くても2週間強。
県を越境してても、気になる病院があるなら
行ってみるのが、いいと思う。
今ならそう言える。

とにかく。
きちんとした病院と、
きちんとした医師に、なら、
治して貰えると思う。
この、片側顔面痙攣。
かなりの高確率で、完治して貰えると思う。
だから、どうかどうか、
慎重に。
あたしみたいに、失敗しないように。

でも、
この失敗も含めて、あたしの人生なのだな。
それだけは、
なんか、学んだ。


片側顔面痙攣で、手術をしようかどうしようか、
悩んでいる方がおられたら、
とにかく、細心の慎重さと粘りで、
病院選びと医者のご検討を。
手術で治る。
これは、大きな希望ですから。

見知らぬどなたか。
頑張って下さい。
あたしも、あたしなりに、奮闘してみます。
(へっぴり腰だけど)




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2017-04-06 : 片側顔面痙攣のこと : コメント : 6 :
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非公開コメント

はじめまして。
一度目の手術が決心できないでいる者です。
最近、私も少し前進してみようという気持ちが湧いて来ました。
こちらのブログのおかげです。ありがとうございます。
一方的ですが、あなた様のことを応援しています。憎らしい痙攣から早く解放されますように。


2017-04-07 22:48 : URL : 編集
Re: お名前なし様へ
お名前なし様へ、

はじめましてこちらこそ☆
お立ち寄り下さり、ありがとうございます。

開頭手術ですから、決意するには
本当に大きな勇気が要りますよね。

でも。
私の個人的意見ではありますが、
心底片側顔面痙攣の完治を願われるのでしたら、
手術という選択は、本当に、有りだと思います。

投薬で沈静化ですとか、
ボトックスで麻痺をさせて紛らわすとか、
一時的解放の手段はあるようですが
私は、いずれも医師より推奨されたこともありませんし、
希望もしていませんので、試した経験はありません。
が、お考えや、お暮らしのご事情なども、それぞれおありでしょうから、
信頼のおける医師と、よくよくいろいろご相談なさって、
この痙攣に対処されて行かれましたら。
きっとあなた様にそぐう道が、あると思います。

ただ、医師選びの大失敗と共に、
無念の再発(涙)という二重苦に凹む、私から
申し上げるのもナンですが、手術は、
くそーこの痙攣めー!
もーどうにかしてくれようぞ!
って、にゃろー!手術一発やって
解放されるんじゃあーっ!などと、
やけくそ気分(苦笑)でもです。
そういう思いが湧き上がって来られたら、
そのときは、奮闘されてみたら良いと、
私個人は思っています。

この日の記事にも書きましたが、
きちんとした病院で、
ちゃんとした脳外科医に執刀して貰ったら、
1度目の手術の成功率は、かなり高くある手術だと思います。

どんな手術にも「残念ですが、治りませんでした」は
必ずついて回るものだそうです。
でも、相当な確立で治るかもしれない、という希望は、大きい。
この煩わしい痙攣とオサラバ出来るかもしれない、
ということは、本当に希望だと私は思います。

1度目の経験上、
開頭手術で、言葉に出来ない程のつらい日々は、
3日間でした。
それ以降は、自分自身の体が頑張って
治癒しようと、奮起してくれている、と感じ、
本当にふつうの体へと、戻って行きました。
自分の体ですが、本当に健気なやつ、と
感動で泣けた思いでした(笑)
まあ、今でも、その3日間を思い出すと、
脂汗が滲み、めまいがするほど、辛かったですけれど(大汗)


いろいろ悩まれておいででしょうね。
本当にものすごく分かります。。。(涙)
でも、よくよく担当医とお話なさって。
あなた様にあう、より良き状態になられますように☆

私は私の道として、
再手術。
奮闘してみます。
中身はほんと、怯えて、
ヨワヨワのよろよろですけれど!(失笑)

お互い何とか乗り切って人生参りましょう!☆
2017-04-08 02:02 : lou.c URL : 編集
Re: 鍵コメント様へ
鍵コメント様、

お立ち寄り下さり、そして
暖かいご声援もお寄せ下さり、有難うございます。

私も、私と同じ術方で処置された患者さんは、
いつか再発の憂き目にあうのでは?と、
勝手にですが、懸念しております。

A病院の脳外科医は、
「筋肉組織だと、癒着もするし、
何より組織だから、いずれ体内に吸収されてしまうから、
挟み込みをやってもほとんど無意味」
というようなことを言われていたと記憶します。
なので、私と同じ術法での執刀を受けた方は、
どれだけ世の中におられるのか存じませんけれども、
大丈夫なのかなあ、と思っています…

鍵コメント様の執刀医がおっしゃっているように、
すかっと爽快な完治が、
きっときっと待ち受けていることと思います。
術後、本当に2年程度は経過観察だそうです。
これはどの医師も言っています。
前回のへぼ医師も言っていたくらいです(←もはや扱い雑)
どうぞ、穏やかでおおらかなお気持ちで、
ど~んと、いつかの清々しい完治をお迎え下さい☆

いいなあ~と思っております私も、
この再手術で、鍵コメント様の幸福追随したい!と
強く強く願っております!

再三ですが、
本当に暖かいご声援、有難うございました!
奮闘してみます!
2017-04-08 19:54 : lou.c URL : 編集
Re: 鍵コメント様へ
鍵コメント様へ、

初めまして、こんにちは。

お立ち寄り下さり、かつ、
暖かいご声援をお寄せ下さり、有難うございます!

あなた様のお住まいの地域にも、
きっと良いお医者様はおられると思います。
ただ年間執刀数は少ないだろうとも思います。
でも、全国的に一般的な脳外科では、
この片側顔面痙攣での執刀数は、
それほど無いように思います。

しかし、現在ではネットがあります。
情報公開も多数あります。
鵜呑みには勿論出来ませんが、
目安にはなります。
ですから、どうぞ調べ上げて、
あなた様にそぐう病院をお探しになって、
いろいろご相談なさること、お勧めいたします。

あるいは、思い切って他県へ
受診範囲を広げてみることも、許されるならばどうでしょう。
だいたいどこの病院で入院手術でも、退院までは2週間のようです。
ご都合をどうにかお出来になれば、それも選択肢のひとつでは。
また、手術でなくても、何か緩和法の提案で
うまく痙攣と付き合っていけるようになるかもしれませんし。

ただ、どの高名な医師にでも、あらゆる意味で、<残念>があります。
特に手術となっても、数%の残念は、必ずつきまとっています。
そこはもう、へんな言い方ですが、自分の運命といいますか。
どうしようも出来ないめぐり合わせといいますか。
引き受けねばならない、自分自身のさだめなんだろうなあと
思っています(←ほぼあきらめです:涙笑)
でも、病院と医者は、選ぶことが出来ます。
運命ではなく、選ぶことが出来ます。
と、今自分自身にも、暗示をかけております(苦笑)
暗示でもかけなきゃ、やってらんないです、恐ろしい!!!

鍵コメント様も、どうか
穏やかな日々が訪れますように、願っております。
お互い何とか乗り越えてゆきましょう!(←やけくそ涙目)
2017-04-09 17:10 : lou.c URL : 編集
再訪です
私も同じ手術方法でした。
で、再痙攣が出始めて4ヶ月目に突入です。
術後2年になりました。
苦しかった頃の症状に近付きつつあります…。

入院されたのですね!
陰ながら応援致しております。
今度こそ!
私の想いも遂げてスカッと完治してください!
2017-05-15 01:07 : しげ URL : 編集
Re: お立ち寄り下さりありがとうございます
しげ様、

お立ち寄り下さり有難うございます。

入院はまだしていないです、すみません(苦笑)
17日に入院して、何も不都合なければ19日手術の予定です。
地味に待機中です。

> 私も同じ手術方法でした。
おおっ!?ええっ!とおっしゃるのは、つまり、
自分の筋肉組織を接触部位に挟み込む、というヤツですか?
だとしたら、確実なところで申し上げたら、
しげ様で初めて出会いました。同じ方と!

私を以前の病院へ向かうきっかけ、になった方は、
術後も今も快適に治られているので、
もしかしたら執刀医は同じでも、術法が
一部違ったのではないか。一部、
テフロンクッション使用をされたのではないか。
そうニラんでおります(推測探偵)
筋肉組織だと、痙攣は伝わりガチらしいので。
ソレは容易に想像出来ますよね…

今回の術法は、ソレとは違うので大いに期待しています!
本当に今度こそ!と念じております。
私の前回の手術痕は、かなり頭蓋骨が凹んでいて、
ここをまた切るのか、と思うとドキドキなのですが。
そこは問題ではないようなのですけれど。

とにかく、今度こそ!と念じて頑張ります。
頑張ってきます!
しげ様にも「やりましたよー!治りましたよ!」と、
再手術の有意義さや有益さをお伝えしたいです!

暖かいご声援、本当にどうも有難うございました!
お互いつらい体験者ですが、乗り越えて行きましょうね☆
2017-05-15 02:29 : lou.c URL : 編集
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Author:lou.c
2013年10月、片側顔面痙攣で開頭手術を受けました。煩わしかった痙攣から解放された☆と思いきや、術後約1年数ヵ月後、また魔の痙攣が始まりました…
この症状について、さらには病というモノなどについて、さらにさらにはいろいろよしなにごとを書き綴りたいと思います。

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