とりとめのない、ぐるぐる。

両親と、遊びに来た姉と、お茶に出かけた。

母は、話をしながら、あたしの右目を頻繁に見つめていた。
何を言うでもなかったけど、
「痙攣出てるね」とも「痙攣酷いね」とも
何も言わないでいたけど。
痙攣している瞬間を、見逃さないような様子で、
あたしの右目辺りを、ずっと、
おしゃべりしながら、見つめていた。

帰宅後、姉から、
今日は楽しかったね、とメールが来た。
その最後の一文に、
「決断するなら、早い方がいいかもね」とあった。

片側顔面痙攣の、開頭の再手術をするならば、という意味だった。

痙攣は、酷い日もあれば、そうでもない気がする日もある。
今日は比較的マシだと思ってたけど、
注視して見ている家族からしてみれば、
もうどうにも痙攣しているのが、気になって気になって、
というところだったんだろうなと、思う。
親しい友達では
「そんなヒトの顔、まじまじ見てないよ」と言う友もいるけど。
職場でも「疲れ目~?」と言われたりする時がある。
痙攣、ととらえるのではなく、眼精疲労の認識なんだろうと思う。
でも、それでもやっぱり、
”痙攣してる”と、
思われているんだな、と思うか思わないか。
その解釈は、あたしの気分次第だ。
気持ちがしっかりしているときは、気にならないし、
気持ちが揺らいでいるときは、とても、凹む。

再手術に挑もう。

こう決意したことは、ほんと。
でもただ、やっぱり、
「再手術をしても、絶対に治るとは限らないんだよなあ…」
とも思う。
そう思い始めると、すごく戸惑う。
頭蓋骨に穴を開けたあとの、あの辛さ。
術後のまるまる1日の、あの壮絶な辛さ。
思い出すだけで、脂汗が滲む。
病院の特別室のベッドの上で、1日、ずっと涙ぐんでた。
辛くて辛くて。
麻酔で朦朧とした意識なのに、涙ぐんでた。
なんでこんなしんどい目にあうの、って。

でも、それでもあのときには、
「このあとに、完治が、待ってるから!」という、
大きな希望があった。
だから乗り越えた。
乗り越えられた。

でも、この2度目の手術への思いは、
そうは簡単に思ってない。
思えない。
「治る・かもしれない。
けど。
やっぱり治らなかった、になるかもしれん」
この希望の無さ。
これは、十分、再手術を躊躇するに値すると思う。
この希望の無さは、手強い。

それでも。
それでも、
再手術をしなければ、このまんま。
これだけは、はっきり分かってることだ。
痙攣が永遠に続く人生。
それが、首尾よくいけば、消滅出来る・かも、しれない。
<一縷の望み。>
何かの病状や症状を持っているけれど、
これがある、ということは、
もしかしたら、実はすごいことなのかも、しれない。
ただ、そう完全に思い切ることが出来るような、
そんな気持ちに持ち上げることは、
なかなか難問なわけで。

とりとめのない、ぐるぐるした、気持ちだけが、続く。

ただ。
停滞しても、それだけだから、
近県の大病院へ、相談には行こうと思ってる。
近いうち。

時間の流れは止められない。
時間はどんどん流れてく。

なんでこんな人生になっちゃったの。
と。
どうにもならない気持ちも、ぐるぐる。

近県の大病院に行く前には、
気持ちをどうにか前向きに仕向けて、
医師に面談した際、相談したいことや、
聞いてみたいことなどを、明確にしていこうと思ってる。
って。
いったいどんなことを、聞けばいいのかな。
気持ちが、やっぱり、ぐるぐるしている。

なんか。
凹むなあ…
あたしが、あたしでないみたい。
ほんとのあたしは、どうなっちゃったんだろう。




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2017-02-26 : 片側顔面痙攣のこと : コメント : 3 :

さよならの最期。

勤め先で、仲良くして貰っている、
うんとうんと年下の若い女の子スタッフちゃん。

お昼休憩のときなんかに、一緒になると、
ほのぼの~とした雰囲気の彼女。
キツキツ多忙な職場の中で、ホッとブレイク。
おしゃべりするだけで、ふわっと、和む。

そんな彼女が、年明けから、少し休みがちになっていて。
頻繁にマスクも着用しているから、
体調不良なのかな、くらいにしか思っていなかった。
それが、
違う部署の上司から、こそっとモレ聞こえて来た。
おかあさんの具合が悪いらしくて。
ずっと病院に付き添っているらしいよ、と。

そうか…心配だなあ。
おかあさんも勿論心配だけど、
ご家族も、ご心労もお疲れも、それは出るよね…
そう思っている間に、
先日、社内連絡で、報告がもたらされた。

「おかあさんがお亡くなりになられたので、
○○さんは、しばらくお休みされます」


そして、先日、彼女は職場に復帰された。
「私事で、大変ご面倒おかけしました」と。

少し痩せていた。
もともと華奢な女の子だったのに。
まるで、かげろうのように、
はかなく見えた。
透き通るみたいに、はかなく見えた。


おかあさんは、50歳だった。
お亡くなりになられた享年は、50歳だった。

彼女のおねえさんは、去年の秋ごろ、結婚をされている。
おかあさんも、お式に参列なさっていた。

お悔やみを、なんと申し上げたらいいのかと思いながらも、
あたしは、職場復帰した彼女に、お悔やみを申し上げた。

彼女は、こう言った。
会うなり、こう言った。

「私もおかあさんに、
お嫁さんになった姿を、見せたかったです。
いつか、もしも、私が結婚するときが来ても、
おかあさんに、もう見せられないんです。
花嫁姿。
この姿をおかあさんに見せたかったって、
きっと、私は絶対に、思います。
だから、私は一生、
残念で、
悔しくて
悲しい思いを持ち続けるんです」

そう言って、彼女は、号泣した。
みるみる涙が溢れて溢れて溢れた。
右手で、ぬぐっても、
左手でぬぐってもぬぐってもぬぐっても。
涙が止まることはなく、流れ続けた。

あたしも、泣いた。
鼻水も何もかも、あたしも、流した。

そんなこと言わないで。

おかあさんも悲しまれちゃうよ。
おかあさんを、つらくさせないであげて。
おかあさんの方が、きっと。
きっと、彼女の数万倍も、
心残りだっただろうと、思う。
こんな、可愛いお嬢さんを残して、
川の向こうへ渡ってしまわれた。
本当に、さぞ、ご無念だっただろうと、思う。

こんなにも、悲しいお悔やみって、ない。

子どものころ。
ご近所の、おじいさんが亡くなった。
ぜんぜん親戚でも何でもなかった方だったけど、
ご近所みんなご愛用の、なんでも屋さんを経営していたから、
誰からも愛されていて、
誰もかれもの、みんなの<おじいさん>だった。
そのとき、おじいさんは当時、ものすごいご長寿さんで、
90歳はゆうゆう、越えていた。
だから、お葬式だのに、誰ぁ~れも泣いていなかった。
「大往生」
「ご立派」
みんな、おとなたちは、そう言ってて、
へんな言い方だけど、
とってもほがらかなお葬式だった記憶がある。

そういうのが、一番いい。
本当に。
最高の最期だと思う。
最高に、理想的だと思う。


でも、人生、何もかもそうはゆかない。
憧れと現実は、違う。
かけ離れている。
かけ離れてゆく。
遠い。
まぼろしのように、とらえようがない。

50歳でお亡くなりになられた、
女の子のおかあさん。

いくつでお亡くなりでも、
それはそれはもちろん、言葉にできない悲しみがある。

ただ、どなたにおかれても、
真剣に、
精一杯
生きて来られていた。
そう、信じて、お見送り申し上げたい。
そこに、ほんのわずかであったとしても、
残された中に、
一粒の救いの思いを、そっと、心に、持ちたい。

もう何年かすれば、あたしも50になる。
60にもなる。
70にもなる。
明確に言うならば、
いずれも、いつか、なる、かも、しれない。
そして、命の終わりのときが来る。
希望は、誰も泣きませんように。
あたしに対して、一滴の涙も、
誰からも、どうか、落ちませんように。
それが、あたしの持っている、
あたしの人生の最期の希望だ。





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2017-02-23 : よしなし雑記 : コメント : 0 :

うつ、は、いろいろ。

確かに、インフルエンザだったんだろうなと、思う。

いまさら、というか。
あとから、というか。
そう実感している。
理由は簡単。

「うつ」っぽい気持ちになったから。

これは、ふつうの風邪では、こうまで、ならない。
少なくとも、あたしはそうだ。
こうまで、ならない。

とにかく、倦怠感が抜けない。
つねに、じわーっとだるい。
だるいから、気分が晴れない。
気落ちしてるもんだから、何もする気が起きない。
読みかけの本も、読みたくない。
食欲もわかない。
エレルギーはでも注入した方が、と思って、
バナナとか牛乳とかくちにする。
甘いものならまだ食べる気になる。
大好きなはずの、コーヒーが欲しくない。
そして、ずっと、眠い。
(↑ これは風邪のカラダが治るためにと、要求してる?)

何度も言うけど、
ふつうの風邪だったら、こんなには凹まない。
なんか、インフルエンザ・ウイルスには、
特別な”病気菌”みたいなのが、あるような
気がしてならない。

気持ちが多いに凹むから、
ついで、みたいに、片側顔面痙攣についても、凹む。
まとめて、ぐるぐるっと。
多いに気になりだして、凹んだ。

もう外出したくないと思った。
仕事に出勤なんか、もうしたくないと思った。
大金持ちだったら、間違いなく即退社してたなあ。
社会的批判?
んなもん知るか!って、金に物を言わせてってしてた。
人としてサイテー(でも、そんな気分だったんだもんー)

すこやかであるということ。

これほど、生きてくなかで穏やかなものって、ないよなあ。
そう、こういう気落ちしたときに、すごく、思う。
お金じゃ買えない。
そういう、最強のものだと思う。
もしかしたら、この世で買えないたったひとつの、もの、かもしれない。
<健康>

面倒くさいなあ。。。
ウザイなあ。。。
うっとおしいなあ。。。
邪魔くさいなあ。。。
煩わしいなあ。。。

あらゆる罵詈雑言と悪態の言葉を吐きながら、
明日から出勤する。
会社に。
社会に戻る。
世間の中に、また戻る。
5日間ぶりに、また、戻ってく。
しょうがない。
ほんと、しょうがない。

って、なんかまだ十分<うつ>マインドだなあ。

そう思いながら、
グダグダしながら、録画DVDをザッピングしたとき、
『ガキの使いやあらへんで』が有ったから、観た。
本気で観るでもなく、眺めていたら、
くだらない物言いの浜ちゃんに。
キレキレの松っちゃんに、くすくすしていた。

元、ブルーハーツのボーカル・ヒロト氏が、
むかしむかし。
激しいうつ病であったとき、
「もう。
ちょっと、死のうかな」
そう思いながら、ふっと。
『ガキの使いやあらへんで』のDVDを観たという。
そのとき、
「さっきまで、もう死んでしまおうと
思っていたのに、ガキ使観ながら、
大爆笑してる自分がいて。
それで、ああ。
まだこれだけ自分は大爆笑出来るから、
死なずにいられると思った」と、いっていた。

そのときに出来た曲が、名曲。
『日曜日よりの使者』 by ハイロウズ

苦しんだひとだからこそ、分かるいろんなことがある。

 
 
 このまま どこか遠く つれてってくれないか
 君は
 君こそは
 日曜日よりの 使者

 たとえば 世界中が どしゃ降りの雨だろうと
 ゲラゲラ 笑える
 日曜日よりの 使者


泣かす、ヒロトさん…(うるうる感涙)

いろんな、うつがある、と思う。
あたしは、よく分からないけど。
勉強したこともないし、調べたこともないから。
でも、たぶんいろいろあるんだろうと思う。
インフルエンザにかかったくらいでも、
十分ガッツリ気落ちするし、凹むくらいだから、
ウイルス性うつなんかもあるのかなあ?
片側顔面痙攣うつも、あるぞ。
間違いない。あるぞ。

いっこずつ消滅させてくのって、たいへん。
気持ちを持ち上げてくのって、いちいち、たいへん。
でも、そうするしか、生きてけない。
生きるって、ときに、ややこしいよなあ。




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2017-02-20 : よしなし雑記 : コメント : 2 :

インフルエンザ2017.

風邪でダウン。

と思い、今日はもう勤めを病欠させて貰おう。
と。
それだけだったんだけど。
それだけだったはず、なんだけど。

喉も痛いし、早い完治を目指そうと、
休みを貰ったし、近所の病院へ朝一番で行った。

自宅でも熱は平熱。
病院でも、勿論、平熱。
36.3度。(あたしはいつもだいたい低目)

お医者に診察を受けながら、
風邪の症状を伝えているうち、
ふと。
念の為インフルエンザ検査、して貰っておこう。
そう思って、して貰ったら。
インフルエンザ判定だった。ちーん…(落胆)

でも。
インフルエンザ判定ってのは、
ホント曖昧なものなんだなあと。

ずーっと以前にも、
インフルエンザの時期だったから、
簡易検査して貰ったとき、
お医者が「この判定キットは
ほんとに簡易だから。
60%くらいの正解不正解くらいかなあ」と聞かされて、
軽い衝撃を覚えたことがあったけど。
今回もまた、軽い衝撃が。

インフルエンザ判定キット、での、判定が、
実に、曖昧だったのだ。

お医者が、拡大鏡で何度も何度もガン見して。
「うーん。。。
激薄く判定線が出てるような、出てないような…
うーん。。。
難しいなあどうなのかなあ…」と。

「でも!
医者の倫理として、完全に真っ白と言えないなら、
難しい所だけど、うーん、
今回は、これ。
インフルエンザだと判定しようと思います」だって。

あたしのように、高熱はおろか微熱も無し。
全身の壮絶なる倦怠感も無し。
それでもインフルエンザ、ということは
実はおうおうにしてあるのだという。

ソレと知らずに出勤・通学してる人は、
世間では本当に多いらしい。(←って、迷惑じゃん!)

「こういう簡易検査キットが、今はあるから判定しているけど。
所見ではあなた、ただの風邪ですけどね。
今までなら、ね」

えー。
だったら、今回はインフル無かったことに、は無理?
そうお医者にコソッと質問してみたけど、
やはりソコは「うーん。。。無理」

今年2017年度のインフルエンザは、
高熱や酷い倦怠感のないモノがあるのだ、とお医者さん談。

もう!
ややこしいなあ!(憤慨)

勤め先責任者に連絡をして、
医師の診断書は必要か聞いたら、無用とのこと。

想定インフル発症日から数えて5日間。
出勤停止となった、あたし。
人手不足で大変なのに、面目ない。。。
けど、ほんと。
キツネにつままれた気分の、インフルエンザ判定なのだった。
ホントにあたし、インフルなのかなあ???
と思いながら、
エナジーつけねば、と
バナナ食べてるのであった(失笑)

↓ ちなみにこちら。
  2017年度自分用、バレンタイン・チョコ☆
  デメル最高。



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2017-02-17 : よしなし雑記 : コメント : 0 :

チョコレート狂詩曲。

バレンタインに浮かれていた、職場で。

可愛い、うんと年下女子スタッフちゃんたちと、
ランチ休憩でおしゃべりしていたときに、ふと。

「ねねね。
今も、バレンタインのときって、
好きです!とかって。
意中の男子くんへ、チョコ、贈ったりするの?」
教えて、そのヘンの昨今事情を☆と、
質問をしたら。

数名女子たちも、二十歳を過ぎているので、
最新(笑)若者事情は分からない、と言っていた。

「今も、部活やクラブのあとまで、男子くんを待ち伏せて、
友達が消えたところを見計らって、
好きです!って、手作りチョコ、突き出すのかな?!」

「やーなんか、ソレ。
ちょっとコワい感じしません?!
ストーカーとまでは言いませんけど。
自宅近くまで、忍び足でついてくの?」

「手作りチョコって、キモくないですか?
何か入ってるか、分からないじゃないですか。
アイドルとかだって、もうたぶん、
事務所とかも受け取り拒否してるんじゃないでしょうか」

「ていうかね」と、ひとり、もっとも若い女子ちゃん。
「たぶん、もう告白なんてしないと思います。
バレンタインの日は、
女の子同士で、手作りお菓子とかの
交換してる気がします」

なるほど!
そういえば、あたしの姪たち、そうだったそうだった!
バカバカしいほど、チョコレートクッキー、焼いてた!
歪んであんまり見た目、美味しそうじゃあなかったヤツ!(苦笑)
あまりもの、あたしも貰っていたなあ!
そうだそうだそうだった。

「彼にあげたいのは、気持ち、有りますけど。
でもそれより、自分用の方が、必死かな(笑)」
「真剣に選ぶよね(笑)」

おとうさんやおにいちゃんとか。
おとうとさんとかには、どう???

「えっ?!父親にですか?!
んも~そーんなの!
ど~でもいいですよぉ~
ガッハハハハハーーー☆☆☆」
全員で、一斉に合唱のごとし。

世のおとうさん。
悲し(苦笑)

時代は変わって行ってるなあ。

街のカフェとかで(スタバとかで)
恋人同士らしきカップルを、見てても、
ふたりして、スマホ画面見ながら、無言。
双方、無言で、ずずずっとフラペチーノなんぞ飲んでる。
見渡すと、コレ、すごく多い。
ほんとに恋してんの???って、疑問になる。
まあ、大きなお世話だろうけど(笑)

でも。
昔々、作家、中島らも氏のエッセイで。

目に映る相手の姿は、
数メートル離れている分、たった今の姿ではない。

それは、たとえば。
夜空の星の光は、実は、何億光年も昔に
発光した光を、今、地球のうえで、あたしが見ている。
今、見ている光は、たった今の光ではない、ということ。
それと、同じ。

らも氏は、ときに傍若無人。唯我独尊。
だけど、無頼な中にも、気持ちがとてもロマンチックで、
大好きだった。
若くしてお亡くなりになったことは、とても残念だけど、
でも、甘く優しい言葉はたくさん残してくれている。

たしか、こんなふう。

今見ている恋人は、数秒前の恋人の姿だから。
まつげが重なり合うくらい、
近くに寄って、抱きしめ合おう。

スマホ画面より、目の前の恋人だよ。
大事なのは。
チョコレート。
甘いの、自宅で一緒に食べなよね~
と。
横からおばさんは、そんなことを、
思ったりして、カフェでコーヒー飲んでます(笑)


父に贈ったチョコレート。
美味しいと喜んでくれた。
良かった良かった♪



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2017-02-15 : よしなし雑記 : コメント : 0 :

病院&治療方法の選び方。

義理兄が、近く手術をするかもしれない。
そんな話を、母から聞いた。

何でも最近、歩くと足が痛むらしい。
あれーまだまだ若いのにねえ?と思っていたら、
事情が違った。

義理兄は、20年以上前、
ある、大きな事故に巻き込まれて、
太ももを、深く傷付けられた過去があった。
それが、あんまり昔のことなのと、
幸い義理兄もうんと若者だった時代なので、治りも早かった。
その後の生活でも、何ら影響なく暮らしているので、
家族全員、すっかり忘却の彼方、だったのだ。

いやあ”古傷が痛む”とは、むかしのひとは、
よくまあ上手にいったもんだねえ~!
ちゃんと後年、出て来たんだねえ~!などと、
ある種の言葉の偉大さに、感心。
義理兄の前では言えない、おトンマな会話を、
母とひそやかに話したのだった(ごめんね、おにいちゃん!)

でも、ほんと。
義理兄。
きっちり、加齢に伴い、痛みが出て来たという状態に。

自宅近くの総合病院を、受診して、
簡易検査の結果。
〝傷ついた血管が極細になっている。
ついては、その部位を探すために、
より詳細な精密検査をしましょう〟
そして。
〝ステントをその部位に挟み込むだけの手術なら、
入院は1日か2日。
血管移植となると、入院は約1ヶ月要します〟らしかった。

で、母が言い出したのが、
「ねえ?セカンドオピニオンってなに???」ということ。

義理兄の周辺や、姉の友達周辺が、
”セカンドオピニオンを”と意見してくれているのだという。
なるほど。
大事なことだよね。
1つの病院だけではなく、
ほかの病院でも診察して貰うことって。

って、でも待って、と。
よくよく考えてみれば、あたしもあんまり知らなかった。
セカンドオピニオン。

あたしは、片側顔面痙攣の再手術に挑む。
そうココロに決意したときに、
近隣県の大きな病院のホームページを
結構な数を閲覧した。
で、何軒かの病院に【セカンドオピニオン外来】なるものを見た。

正直言うと、あたしも、言葉はもちろん知ってはいたけど、
そんな当区別枠の外来があることまでは、知らなかった。

そして、どれどれとじっくり説明案内を読んでみて、
割と率直に、ビックリした。
「ゲゲゲゲッ。
保険適応外扱いの外来受診で、
診察相談1回につき、お代金32,400円?!
相談時間は、意見書作成や面談含めて60分以内!
時間制限、限定ありってか!」

ひぇー、と思った。

事前に受診した医院での、いろんな書類や
検査時のデータや画像も持ち行かねばならない。
まあそりゃそうだろうけど。
でも、ひゃー、
なんか、思ってたのと違って、結構ヘビーな感じー!(汗)

母にはつらっとこう言っておいた。
「もう1軒か。
どうしても気になるんなら、さらにもう1軒とかってさ。
別の病院に行って、診察して貰ったらいいんじゃない?
どの病院でも、薦める手術法が同じだったら、
一番利便性の良い病院を選んだらいいし。
全部違ったら、もう、信頼出来るお医者さんだと思うとこ。
おにいちゃんが決めたらいいじゃない?」

お金と手間と労力はかかっちゃうけど、
母の気にする「最初のお医者さんに、
ほかの病院も行ってみますって言うのって、
なんだか気が引けない?」というところは、不要だし。

何の手術にしても。
何の入院にしても、病院選びとその術法選びは、
最終的に決めるのは、患者だ。
とても難しいと思う。
そういう決断って、なかなか人生経験ないし。
でもやっぱり、決めるのは、当事者本人だから。

おにいちゃん。
奮闘して貰いましょう。
頑張って、選んで、速やかなる回復を願っているよー!!!
(と、勝手に、ここに)


あたしも、片側顔面痙攣の再手術先。
考えなくちゃ。
・・・
でも、最近ここすごく寒いし。
冷え過ぎやら、雪の影響とかで、交通も混雑するし。
もう少し暖かくなったら。
にしよう、と思ってる(←言い訳付けての、現実逃避中)

春はもう、
そこの電柱脇まで、来てるみたいだけど。




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2017-02-10 : よしなし雑記 : コメント : 0 :

ハリボテ・幸福勤労。

勤め先の
重要ベテラン契約社員さんが(あたしより年下だけど:笑)
一緒にランチ休憩をしているときに、こう言った。

「前までは、6連勤なんて、
ぜんぜんへっちゃらだったけど。
今では4連勤でも、気が滅入るんだよねえ」

出勤シフトを寝る前確認して、
連続勤務を数えては、ため息になるという。
「こんなじゃなかったんだけどなあ」

それ、分かるー
あたしも、いかに有給休暇を挟み込むか、
画策しまくってる。
1日でも多く、休みたい。
もう、有給使用じゃなくても、休みたい(←なまくら:苦笑)

【ワーク・ライフ・バランス】
 国民の、仕事と生活の調和が実現した社会をめざすこと。
 
 国民一人ひとりが、仕事でのやりがいや充実感を感じながら働き、
 勤務上の責任を果たしつつ、家庭や地域生活などにおいても、
 個人の人生の各段階に応じて、多様な生き方が選択・実現できる
 社会を追求すること。

みたいな。
これが、ライフ・ワーク・バランス、らしい。
ネット検索するとワーク・ライフ・バランスと書いてるのもある。
どっちが正解?(どっちでもまあいいけど)


一部上場企業に勤めている友達が、
「最近会社全体で、コレ言いまくってて、ウザいくらい」と言っていた。
仕事に明け暮れるだけではなく、
各自プライベートな時間を、もっともっと満喫せよ、と。
仕事とともに、人生をも謳歌せよ、と。

でも、それって表層的なことだ。

職場で完了仕切れなかった仕事は、
密かに自宅へお持ち帰り。
そりゃそうでしょう。
何にでもクライアントとの”納期”ってもんがあるんだもん。
「ライフを充実させるために、
ワークでの納期、遅れました」なんて、言えるかって。
それから、もっと重要なことには、ずばり<収入>
残業禁止。
営業時間前出勤禁止。
休日出勤禁止。
有給休暇取得推奨(これはいいと思うな!)
これを全部しまくって、というか、
させられまくった結果、
数万円、お給料が「減ったー」という。

難問だと思う。
<収入>が減って、充実したライフが送ることが出来るのか。
急にそんな転回されたって、困るよ。
が、一般的な感想なんじゃあないかしらん。
一人暮らし人はもちろん、
家庭もち人でも、家賃とかローンとかあるだろうし。
子供の習い事の数も、減らさざるを得ないだろうな。
介護してる人も大変だろうと思う。
地域に援助して貰っても、
介護保険でカバーして貰ったとしても、
例えば消耗品の介護用品とかって
結構な高額だったりするって、聞いたことあるし。

ハリボテ。
そういうの、ハリボテっていうんじゃないの?

バランスが、悪い。
これに尽きる。
負の、スパイラル。
これも足す。

職場の契約社員さんの、疲労感の気持ちは、
会社の人件費を削り過ぎて、人手不足から来てる。
これが最大の理由。
ひとりの”ワーク”の分担分量が、増え過ぎてる。
それで疲労する。
能率も減少し、気持ちも、滅入る。
「ああ朝起きたらまた出勤かあ…」
うんざり。
そりゃそうになる。
会社は経営不振のために、削りたがるのは
明確な目的だから、そりゃそれではーまあー
分かるっちゃ分かるけど。
でも、勤めているニンゲンたちは、疲労してるの。

と、同列な問題で、
「もっと働きたい」主婦パートさんやアルバイトさんたちが、
出勤出来ない。
やはり、会社としては、
少ない人数で社を回せ!で、人件費削減なのは分かるけど、
あたしみたいに「もっと休みたい」ニンゲンが、
都合上出勤して、働いてて、
もっと勤務したいニンゲンを、追いやってるってこと。
それがバランスが、悪いーと思う。
すごく、そう思う。
働きたいってひとが純粋に出勤・勤務したらいいじゃん。
双方”利”じゃん。

働きたい主婦さんが「またこの日、時間短縮させられた!」と
嘆き怒っているけど、
あたしは逆で。
「くっそー!また延長かい!」で、憤懣やるかたない。
早く帰りたいんだよ!あたしはー!(憤怒)

勤め人の人数を激減させている。
その中でも、もっと働きたいというヒトと、
休ませろというヒトとで、
せーので、どうにか気持ちを、勤務を、均一に出来ないものかなあ。

休憩室には、本社製作のリーフレットがあった。
最新の、本年度版らしい。
(そもそも、こんなの要んの?)

どどん、と表紙にはやはり掲げてあった。
『社員全員 充実した生活を』

どうやって?
それを、示せ。
明確に指し示せ。

ハリボテは、簡易のものだから、
いつか破れちゃうし、崩れ去る。
ハリボテは、ハリボテ。
ワーク・ライフ・バランスなんて言葉、
今の日本国中じゃ、ハリボテだよ。
あっ!
逆に言えば、そりゃ、
立派で堅牢な鉄筋コンクリートみたいな、
絶対最強ハリボテだ!

まったくもう…


若い女の子社員さんたちが、
ここ数日、
こぞってバレンタインのチョコレートを吟味してる。
自分用が主らしいけど(笑)

「デパートは、吐くほど込んでますよ!」と、女子スタッフちゃん。
一粒の美味しいチョコを求めて、
お財布を握りしめて、買い物探索にゆく姿は、幸福そう。
これは、本物。
みんな。
おとこもおんなも。
老いも若きもみんな。
いつでも、ささやかだけど、こうであればいいのになあ。




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2017-02-05 : よしなし雑記 : コメント : 0 :

ニッポンの未来は。

米国の新大統領がどうこうと。
昨今日々報道でも加熱してるけど、
あたしが思うところは、もっと手前のニッポンの未来のことだ。

よく買いに寄る、とあるパン屋さんでのこと。

ドイツパンが大好物のあたしは、
その店で頻繁に、ライ麦パンと、
<キャラウェイシード>入りライ麦パンを買っている。
で。
先日のこと。
<キャラウェイシード>入りライ麦パンを買って帰った。
自分好みの厚さにスライスをしているとき、1枚。
生のまんまで、つまみ食いをした。
ら。
ら。
あれれれっ???
味が違う???

何だか、味わいが、すごくスパイシー。
インド料理の付け合せで出て来るみたいな、パンの味。

「これ。
<キャラウェイシード>じゃなくて、まるで”クミンシード”の味」

パンには確かに、何らかのシードが混ざってる。
でも、味があきらかに、違う。
うーん。。。。。。
キャラウェイシードの種類が変更されたのかなあ。。。
でも、それでもこんなにも”クミンシード”みたいになるのかなあ。。。
うーんうーん。。。。。

で、決意。
「これ、明日パン屋さんに持ってって、聞いてみよう」
もしも。
もしも今後<キャラウェイシード>入りライ麦パンの味わいが、
こちらに変更されるんだったら、もう買わない。よす。
好みの味じゃないもん。
でも、これがもし、変更なのではなく、
シードの入れ間違いだったとしたら?
あたしの味覚が間違っているのかもしれない。
でも本当に、ぜんぜん違うと思うから。
お気に入りのパン屋さんだからこそ、
思い切って正直に、感想を言ってみて、事実を聞いてみたい。

で、翌日行って、スタッフさんに話をしてみた。
商品であるそのパンを出して、説明したところ、
何人かその場にいたスタッフさんたちも、瞬時に言ってくれた。
「あっ!!!本当だ!香りからして違います!」
「ぜんぜん違う。キャラウェイじゃないですよね?!
なんていうか、インド料理っぽい香辛料の香りですよね!」

やーよかったあ!!!通じたあー!(ホッ)
やっぱり?!
違いますよね?!と、あたしも違う意味で、安堵した。

店の責任者さんが説明してくれて、
この店舗ではパンの種は製造しておらず、
本社から当日朝に配送されて来るものを、現場で焼いている。
商品として、スパイスを入れているものは、
この1品しかない。
だから、どうしてこんな風に香りが違うのか、ここでは分からない。
ついては、明日改めて本社の製造責任者から
詳細を聞いて、直接ご連絡させて頂きます。
と。
こんな話になって、ああ良かった、と。
あたしは味わいの違った、事実が知りたかっただけで、
苦情を言いたかったのではないから。
本来ならばこの店舗スタッフたちが、
香りが違うと、気づくべきところを、
申し訳なかったと、お詫びも言ってくれたし。
あたしの気持ちは、本当に、ホッとしていた。

で、翌日のこと。

電話はきちんとかかって来た。
でも。
でもだ。
ここからが、ニッポンの未来を憂いた。

製造現場責任者と名乗る男性から受けた説明が、
うーん、それってどうなのかなあ、だったのだ。

「お客様からのご指摘通り、
パンの種には本来入れるべき<キャラウェイシード>ではなく、
”クミンシード”を入れていました」

「あ、そうですかやっぱり!
形状はそっくりですけど、味わいはまったく違いますもんねー」とあたし。
すると担当責任者さん。

「入れた者は、まだ入社したばかりの新人でして。
あれはあれなりに、頑張っての結果がこれでして。
朝の納品までの時間が短かったので、
何とか納期に間に合わせようと、
頑張った結果がこれでしたので」

・・・。
えーっと。
えーっとですねえ。
うーん。
うーん。。。
責任者の人から出る第一声がこれかあ。。。
そう思った。

種に混入させたのは、新人だった。
納品までに急いでせねばと、新人なりに考えて、
結果違うものを混入させてしまった。
頑張った結果なのだと。

うーん。
反省すべきところって、そういう風に変わるのかあ。

であたしはつい言っちゃった。

「それってね。
思い切って言わせて頂きますけども、
そういうおっしゃり方って、どうかと思いますが」と。

食べるものを製造販売しているという、
重大な責任感が希薄に感じます、と。
今回、たまたま混入したものが同じ”食品”であったけれども、
もしも違う物を混入してしまっていたら、どうなんですか。
納期に間に合わせようと、
新人なりに努力した結果、
たまたま異物混入になってしまいましたっておっしゃるの?
そもそも<キャラウェイシード>と”クミンシード”って、
まったくの別物ですよね。
どちらも安全な【食品】だと、今回分かっているから
こういう話で済んでますけど、
まったく別の品物を投入する現場を、
新人さん以外の誰もチェックなさっていないのですか?

「忙しくてダブルチェックを、今回はしていませんでした…」と責任者さん。
ふだんは投入する際、品物確認をダブルチェックしていたとのこと。
そこんとこ、徹底するべきでしょう。
だって、食品ですよ。
ひとが食べるものですよ、と。

さらには
「いえそもそも、シードが納品されたものが、
納品先の会社の、あちら側の手違いで、違っていたのです」
と言われたので、ますます。
<キャラウェイシード>の納品ではなく、
”クミンシード”の納品だったから、
新人が慌てて入れてしまっても「仕方がなかったのですが」と。

責任者さんは、電話口で、
責任者さんなりに誠心誠意で、お話してくれたと思う。
あたしも、店のパン自体は好みだから、
また買い求めにゆく。
応援してます。マジで。
ドイツパンの美味しいとこって、あんまりないもん。
でも。
でもね。
間違った品物を混入していて、
新人だったから、とか、頑張った結果がこれになってしまった、とか。
なんかね。
もうちょっと、骨太の責任の所在の説明が、欲しかったなあと。
政治家とかの、曖昧な説明というか。
とんちんかんな答弁みたいな感じがしたなあ。

新しい人々を導く人たちって、もうちょっと。
もうちょっと、ガチーッとさ。
ガチーッと「おおお~さすが先達!」というか。
そういうの、ある方がいいと思う。

ニッポンの未来は、
外国の党首だか大統領だかの存在よりも、
もっと近いとこから、憂いが出てる気がする。




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2017-02-03 : よしなし雑記 : コメント : 2 :
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2013年10月、片側顔面痙攣で開頭手術を受けました。煩わしかった痙攣から解放された☆と思いきや、術後約1年数ヵ月後、また魔の痙攣が始まりました…
この症状について、さらには病というモノなどについて、さらにさらにはいろいろよしなにごとを書き綴りたいと思います。

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