装飾コンプライアンス。

この前から、ぼんやり眺めていた
勤め先に貼り出されているポスター。

<秘密厳守 社内・コンプライアンスセンター>

まったく知らない世界なので、
親戚の銀行員や、一部上場上企業に勤めている友人等
5人に、素朴な質問として、尋ねてみた。
それって御社じゃ、どんな感じなの?と。
すると。
結果。
ひとりだけ「会社を割りと信用してる」が、いた。
近辺で内部通報で、ある事情を陳情をした人がいたらしく、
きちんと監査が入り、改善がなされた、という。
ふむふむ、そうかそうか、と。

あとの4人のうち、2人は即答で「関わるな」
2人は「通報してもどこまで通るか分からないから、
だったら余計なことせず、我慢する」だった。

「関わるな」の2人の話。

1)上司からのセクハラに悩んだ社員が、
”秘密厳守”を信じて内部コンプライアンスへ相談。
「調査が入って、急遽人事異動があって。
でも、通報したのはあの人だよねって、噂が
あーっという間に広がってたよ」
だから。
「人の口に戸は立てられない、だよ。
内部通報とかやっちゃうとさ。
正義は勝つかもしれないけどさ、
結局何となく、
自分のその後の居心地悪くなるんじゃない?」

2)支店長のパワハラに耐えかねて通報した社員。
「匿名で連絡したらしいのに、
速攻、人事部から事情確認の電話が入ったんだって。
匿名とか秘密とかの意味、ぜんぜん無いじゃんね(失笑)」
よって。
「通報者は必ずバレます」

辛抱する、2人も含めて、総合意見としては。
<退社覚悟でその改善要求をするくらいの、
気構えが無い限り、内部通報は「やめとけ」> だった。

先日の、悲しい出来事、
大手超一流広告会社に勤務していた女性社員さんが、
不幸なことになってしまわれた事件、以後、
素朴な質問を投げかけてみた親戚・友人等の会社たちも、
こぞって総務や人事部は、ピリピリムードらしかった。

残業禁止。
休日出勤禁止。
持ち帰り業務もなしなし!と。
頻々と伝達事項として連絡して来るという。

でもでも、さ。
そういう会社は、もとから有給休暇消費には積極的。
だから、あたしの勤め先とはまた事情が違うよなあ、と思う。
てか、思い知る。
あたしの勤め先でも、もちろん最近やたら滅多ら、本部から
残業禁止!と連絡して来ている。
でも、だからといって、有給休暇を全社員、確実に消費せよ、とは
断じて指導して来ない。
まあねえ。
休ませて、さらに賃金支払うんだもんねえ。
会社としては、給料の無料提供なモンだもんねえ。
経営がウンウンいってる会社では、現実厳しかろう。
社員たちから突き上げ食らうまで、そっとこのまま、で
逃げたいだろうよ。
滅私奉公社員が多数生息してる会社だからこそ、
出来うる行動、ってのも、大いにある。
(これも、会社組織の問題のひとつだと思うけど)

改善を求めて、退社覚悟まで思い詰めてて、
やむにやまれず内部通告をする!
でなけりゃ。

「有給休暇が消費出来ない、以外が、
まあ許せる範囲の会社だったら、御の字って思うのが
まあ、いいとこなんじゃない」


おとなって、なかなか、辛抱いるねえ(苦笑)

五人組制度。
護送船団方式。

日本の会社は、装飾コンプライアンスなんだな。



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2016-11-28 : よしなし雑記 : コメント : 0 :

華麗なる加齢。

通勤の道すがら、新しいパン屋さんが出来た。

無類のパン好きなあたし。
天然酵母使用パンをたくさん扱っているのも嬉しい。
もちろん早速立ち寄ってみた。

スタッフは女子のみ。
結構な人数が、いた。
みんな朗らかで、とってもいい感じ。
その中で、あたしよりちょっと年上、みたいな
中年女子(笑)もいたりして。
なんとなく、いい雰囲気のパン屋さん。

でも。
以下。
考えることはいろいろあるなあ、に遭遇した。

パンだけじゃなく、ケーキも販売していた。
ケーキも大好きなあたし。
もちろん、買うことにした。
ショーケースを見て、取り分けて貰う。

あたし 「プリンをふたつと。
      アップルパイをひとつと。
     ダークチェリーのチーズケーキをひとつと。
     シフォンケーキのオレンジ味をひとつ、下さい」

応対してくれたのは、中年女子スタッフさん。
その、中年女子スタッフさんは、
あたしの目を食い入るように見つめながら、かつ、
あたしの注文に逐一、はいはいうんうんとうなずきながら、
指を折って、聞いていた。

「(メモしなくてもいいの?)」とあたしはふと、思った。
他のスタッフちゃんらは、メモ片手に注文聞いてたし。
でも、ものすごく熱意あふるる視線で、
あたしのオーダー聞いてくれてたしイケルんだろう。

中年女子スタッフ。
以下中女。

中女 「プリンがひとつとー」

あたし 「いえ。プリンがふたつと」

中女「あらすみません~
    プリンがふたつとー」 とあたしを見る。
   要するに次の注文を、再度聞きたがっている(苦笑)

あたし 「アップルパイをひとつと」
中女  「アップルパイをひとつとー」 あたしを見る。
あたし 「ダークチェリーのチーズケーキをひとつ」
中女  「ダークチェリーのチーズケーキをひとつとー」
     あたしを見る。
     でもあたしは、ちょっと答えないでいた。 
     ちょっと、呆れて。
   
中女 「えーっと」
    
あたし 「はい」

中女  「えっと。
      シフォンケーキのバニラをふたつ」

あたし 「いいえ違います。
     シフォンケーキのオレンジをひとつ、です」
中女  「ああ~すみませ~ん失礼しました~」

真横にいた若い女子スタッフちゃんは、
若干目を大きく見開きながら、今までの経緯を
ちら見してたから、分かってだんだと思う。
あたしの方を向いて「すみません」と言った。
そうして、ケーキの箱詰めを中年女子に<指導>していた。


あたしはちょっとだけ、寂しくなった。
あたしももうじき、こんなふうになるんだなあって思って。

新しい作業や段取りが、覚えにくくなるんだ。
それはおそらく【加齢】のせいだと推測する。
きっちり覚えるまで、何度か失敗とか、
いくばくかの時間が必要になるんだろう。
それが脳の退化とか萎縮とかかと思うと、恐ろしい。

でも、中年女子スタッフのように、
新しいことに挑戦することは、いくつになっても、素敵なことだ。
わくわくするし、楽しい。
頑張って下さい、と素直に声援したい。
だけども、思い切って言うけど。
自分の高齢に図に乗るなよ、とも言いたい。
今までの、自分の人生経験上
「このくらい出来る」とか「まだまだイケる」とかって、
安易に思うなよと。
自分の、高齢の、あらゆることへの退化を、
真摯に引き受けなくちゃいかんと、思う。
この中年女子スタッフは、たぶん、
かつての自分の実績にあぐらをかいてる。
自分の分際を知るということを、怠ってる。

若いスタッフ達は、みな、メモをとって
客の注文を受けている。
そういう真面目な行動も、
たとえ生真面目過ぎたとしても、
不愉快さは、ない。
ちゃんとしてるじゃん~の、好感こそあれ。

大きな大きな幹線道路を、
違法横断している高齢者を、しばしば、見る。
足元はゆらゆらしていて、歩行速度も遅い。
行き交う車の方が、注意をして、減速して通る。
違法横断者だけど、轢いて事故になったら大変。
どっちが、と言えば、
端的に言うと、車の方が、だもんなあ!

両親が一緒にそれを見ていたりすると、
「身につまされる。気をつけよう」と必ず言う。
「まだ自分は大丈夫って思ってるんだよねえ」と言う。
健脚自慢だった人なのかもしれないねと。

ご近所の高齢男性は、
何歳になったからか、までは知らないけれど、
ある日を境に、自家用車を「処分しまして」と言い、
もぬけの殻になったガレージを指差した。
免許証を自主返納したと言っていた。
自覚を持つということや、
受け入れるということは、ときに勇気もいる。
でも。
ご立派だ。

華麗に加齢すること。
これ、難しいけど、
あたしのこれからには、重要なファクターだと思う。
身の程を知る。
ちょっぴり、寂しい感じだけど(苦笑)



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2016-11-27 : よしなし雑記 : コメント : 0 :

有給休暇取得希望。

あたしの勤め先は<有給休暇>が取りづらい。

会社全体が、人件費削減ということで、
勤め人の人数を減らしているから、
状況的にも取得しにくい、ということはあるけれど。
それでも、取得しやすい部署とそうでない所と、格差が激しい。
あたしが居るところは、断然、取得しにくいところ(涙)

上司がね。
直属の上司自体がねえ。。。
有給取らないことが勤め人の美徳、みたいな珍奇人物だから。
はなからてんで、無理。
改革の一歩はそこからかい、と思うと、気が遠くなる。
無理むり。

社員、契約社員、パートアルバイト、学生など等、
会社との契約形態から、
有給休暇保有日数も違うけど、
さらにいうと、毎月の基本・法廷取得休日の日数も違うから、
立場によって<有給休暇使用許可>の
認定可能になる日数も、違ってる。
だから、ややこしい。
要求とか要望とかが個別になるから。
まとまんない。
懇意な同僚とかと、ぶうぶう話はヒソヒソしてるんだけど、
比較的有給消費出来ている同僚達は、
あたしほどは苛立っていない。

会社のオープンな場所に、
一応【社内コンプライアンスセンター】と【外部相談室】の
連絡先ポスターが貼り出されている。

テレビのニュースを観ていたら、
今日も”内部告発”によって、悪徳的込み入った裏事情を
通報された結果、組織が動いて調査→処罰、とあった。
でも、どこまでその通報者の秘密は確保されてるんだろう。
そもそも【内部】のそういう機関へ連絡したんだろうか。
それとも【外部】のそういう機関へ?

本年度保有していた、あたしの有給休暇は、
このままいくと、来年前半までで、泡のように消えて行く。
実際、今年の春にも、
消滅期限が来て、1週間分ほど、消えちゃったし。

世間はこういうこと、戦っているのかな。

なんてぼんやり、
ひとけのいない場所に貼り出されてる
会社の、そんなポスターを、
眺めてる。



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2016-11-25 : よしなし雑記 : コメント : 0 :

お<品>の問題。

近所にあるそこそこ規模のスーパー。

店内に最近、ベーカリーが出来て、
そこで4つ5つ、割と試食がカゴで置いてある。
で。
みたの。

どれかパン、買おうかなあと、ケースを眺めていたら、
横からちびっこ少年2名が来て。
小学校2,3年くらいのおにいちゃんと、
幼稚園年長さんみたいなおとうとくん、という感じかなあ。
(同じ年くらいの、友達や親戚の子どもを想像してみた)
カゴにあった、試食のパンを、
片っ端からおくちに入れて、もぐもぐもぐもぐ。
すんごい勢いと高速食べで(苦笑)ばくばくばくばく。
森のリスやモモンガよろしく、
ほっぺたにギューギュー押し込んで、すごい形相。
飲み込む前は、もーお顔、パッツンパッツン。
おまけに、両手にも、持てる限りの試食パンを、持って。
とにかく、凄まじい試食食いっぷり。

て。
子ども相手にナンだけど。
下品。
ものすごく下品。
びっくりした。
あんまり、おくちにどんどんどんどん試食パンを入れてくもんだから、
ついふと。
ほんとに、ふと出ちゃった。
「ボク、すごい食べてるねえ。
もうじき晩ごはんの時間じゃないの?(夕方6時頃だったし)
だいじょうぶ?おなかいっぱいになっちゃわない?」
と、ほんとに、つい出ちゃった。

ら、うしろにそのちびっこ等のおかあさんが登場。
あわっわっわっ、ウチの子に何か?とか言われたら
ヤだなあと一瞬思うも。
おかあさん。
あたしを全く見ることなく、子どもたちにこう言った。
「パン食べるの、ほどほどにしときなよ。
晩ごはんが食べられなくなんじゃん」

う。
うーん。まあそうだよね、そうだよね。
あたしもだからそう思ったんだ。
すごい勢いで試食パン、食べまくってっからねえ。
てか、カゴの中身、全部なくなったよ。

で。
ちびっこ兄弟くんたちは、
その場のベーカリーを離れるとき、
お顔のホッペ、ぱんぱん。
両手に、さっき持った、
持てただけのパンを持って、去ってってた。
おかあさんは、さっきの一言以外何も言わなかった。
すごー。
って。
すごーって思った。

なんか、
あたしの今住んでる地域って<お下品>なのかなあとか思って、
なんか、ため息出ちゃった。
だってこういう場面、このスーパー、結構出くわすんだもん。
<品>の問題って、結構、重要ー

越すかあ(苦笑)




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2016-11-22 : よしなし雑記 : コメント : 0 :

ほどほどがいいと思うことなど・2

勤め先の、主婦パートの奥さん。

まだ30代後半。
世間ではアラフォーというみたいだけど、
なんかそのワードは、馴染みがないからピンと来ない。
とにかく30台後半。

ずいぶん打ち解けてくれているので、
いろんな身の上話なんかも出る。
で、最近ふへ~と、少々吃驚したことには。

ご主人が家計をやりくりしているお宅で
(それは別に驚かない)
お財布を開けるときや、
こどもに何かの注意をするとき
(小学生のお子さんがふたりいる)
「誰のおかげで美味しいごはんが
食べられると思ってんの」
とか、
「あったかくて清潔なお布団で寝られるのは、
いったい誰がおかげだと思ってるんだ」
とか言う、ってこと。

ご主人には、たまたまだけど、2,3度会ったことがある。
とても柔和な感じの男性で、子煩悩という印象。
単純だけど、あたしはそういう印象だったから、
ちょっと吃驚だった。
そういう感じの見た目と、
そういう感情を持っている、ということは、また別なのかなあ。
わかんないけど。

でも、とにかく吃驚した。
<昭和男性上位主義>みたいな。
バリバリ<家父長制度>が現役継続中みたいな。
いまどき、30代後半のひとで、
そんな感性の男性がまだいるんだなあ!
そう思って。
吃驚した。というか、ある意味感心したというか(苦笑)
なんか、昭和回顧で。
懐かしかった(笑)
でも、いくら昭和っても、あたしの周辺の
おじさんたちでも、
そんなこというひと、誰もいないけど。
これゃ幸いだったのかもしれない。

「誰のおかげで」って、ほんと、すごい言葉だと思う。

このご主人は、健康なんだろうなって思う。
たいした病気をしてないんだろうなあ。
大きな病を抱えてしまったとき、
この種のひとは、どう思うんだろう、と想像する。

「誰のおかげで飯が食えてると思うんだ」の、自分が
その<誰>立場から外れてしまったとき、どう思うの。
大病をして、会社を休職するとか。
もっと言えば退社をしてしまったりしたとき、無収入になる。
そしたら、奥さんのパート代金で家計を支えて貰うだろうし、
時と場合によっては、国や社会や地域に支えて貰うこともあると思う。
あたし自身、片側顔面痙攣の開頭手術を受けたとき、
入院期間中と術後の静養を併せ、都合、1ヶ月間近く会社を休んだ。
これがもっと大きな種類の入院だったら、と思った。
このご主人は、自分がもし体験をしたら。
そんなとき、初めて知るんだろうなあ。
「誰のおかげで」の言葉のアホらしさを。

湯水のように、
湧き出る泉のようには、
たいがいのひとには、お金は生み出せない。
限りがある。
稼ぐために大奮闘もしているでしょう。
だから、何かの拍子に思うこともあるでしょう。

「誰のおかげで」

お金には区別がないからねえ。
ご主人が稼いだお金と、
主婦パートで奥さんが稼いだお金と。
わかんない。
自分が稼いだお金がないがしろにされてる、とか、
もしも、思ったりしたら。
でも、たとえそうだったとしても、
くちにしないのがいい。
胸のうちにしまっとくのが、いい。
ふっと、
「稼ぐことが出来なくなる日が
もしかしたらあっちゃうかも」とかも、
ちょっと想像するくらいが、いいと思う。
いつまでも若くもいられないんだし。

恩着せがましい考えは、
ほどほどにしとくのがいいと思う。



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2016-11-21 : よしなし雑記 : コメント : 0 :

ほどほどがいいと思うことなど・1

「あの角っこの奥に出来たカフェ、行った?
美味しいコーヒー飲ませるよ。
東京からの出店なんだって」

へえ~

「あそこに金土日だけ、並ぶ
手作りパンがあるの。
天然酵母なんだって。
めちゃ美味しいよ」

ふ~ん

「栄養価のすごく高いお肉なんだって。
野生に近くして育ててるんだって。
すっごい深い味わいだったよ」

それはそれは~

「体に良い素材だけしか使わないって。
調味料もぜんぶ。
初めて食べるような感じがしたよ。
やさしい味で、びっくりしたよ」

なるほど~

「パリでも食べた味が食べられるようになって嬉しい。
あの店のチョコ、食べてみた?」

ううんまだ~

「自家製味噌なんだって。
量り売りしくれるからいいよね。
家でもおんなじ美味しいお味噌汁できるもん」

うんうんそりゃいいねえ~

「素材がいいからさ、
塩振って蒸しただけで美味しい1品になるよ。
あのお店の鶏肉食べたら、くせになるよ」

それはスゴイね~

「粉山椒は店主が臼でひいて作ってんだって。
毎年限られた分量しか生産出来ないらしいよ」

貴重だねえ~

「いっけんひなびたお米屋さんだけど、
扱ってるお米が一級品なんだわ。
無農薬ばっかりで最高に美味しいよ」

素敵だわね~

「あのサンドイッチ食べたら驚くよ。
ボリューム満点なんだけど、
材料がいいから、消化も早いんだわ」

なかなかないよね~

・・・。

って。
なんつーか。


話をしてて
あほみたいな気がするひとがいる。
美味しい食べ物はあたしも大好きだけど、
なんつーか。
ほどほどでいい気がする。
ほかに話すことないの?
てかあたしもそんな風に思われてんのか(苦笑)
このテの話題、大好物でしょってか。
てへへだなあ(苦笑)

美味しい食べ物は、ほんとに大好きだけど、
実は、なにをもって<美味しい>のか、
説明するのが、難しい。
なぜなら。
あたしは、嫌いな食べ物がこの世にひとつもない。
苦手な食べ物も、この世界にひとつもない。
今まで生きて来た日常で出会った範囲で、だけども。
だから、どこの国に行っても、食べ物で困ったことはないし、
ひとさまのお宅や、どこかにお招きされたときでも、
何を提供して貰っても問題がない。
なんでも、美味しく、いただく。
あたしにとって、カップラーメンでも
どっかのイタリアンのフルコースでも、なんでも平等。
だからまあ、どんな食べ物でもハッピー。

<こだわる>ことって、ときに、
頻度が重なると、面倒くせえなあって思う。
ほどほどがいいなあ。
うん。
なんでも、ほどほどがいいなあと思うのでした。




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2016-11-16 : よしなし雑記 : コメント : 0 :

宇宙からの電磁波攻撃(苦笑)

夜。

おふろから出て、髪の毛を乾かしたりなんかして。
なんなら寝る前、あったかい牛乳なんか飲んで、
体の芯からまるごと、くつろいでいる。

そのまんま、
くつろぎきっている、そのまんま、
するっとお布団へ入って、ぐでぐで。

この以上リラックス出来ない。
そんなくらいにまで、リラックスしているとき、
びっくりするくらい、片側顔面が痙攣することがある。
痙攣というか、ぐーっと引きつれるというか。
とにかく、片側がぐいぐいと。
猛烈にぎゅーぎゅー引きつって、痙攣しまくるときがある。

対人で対面しているときや、まあたとえば何かの試験のときとか。
ものすごくストレスフルで血圧上昇しているようなときは、
片側顔面痙攣が<出やすい>と医師からも聞いた。
ということは、穏やかなる気持ちのときには、
そこからは一番遠いはず。
単純にいえばね。

でも、現実は違う。

ゆーっくり湯船につかったあとの、
身も心も解放しているような、
最高に穏やかな状況のときの、おふとんの中で。
眠りの国の扉がもう、開きかけているようなころ。
ぎゅーぎゅー痙攣するときがある。

もう、その痙攣というか、
その引きつりっぷりが、
あんまりにも、あんまりなので、
失笑してしまった日があった。

なんでこんなにリラックスしてんのに、
こんな痙攣でまくんの(苦笑)

妄想がとまらなくなった。

「宇宙の果てにいる、
超・高度な文明社会に生きる他惑星の宇宙人が、
あたしの顔面右側に向かって、
揺れに揺れまくる電子波を送って来てんだ。
その電磁波に、あたしの右側顔面まぶたは、
ものすごく感度がいいんだ」

とまあ。
そんなくだらんことを妄想しまくっている。
気は安らかなんだけど。
痙攣はまた別の話なんだなと、改めて思い知る。

<宇宙の果てに暮らす宇宙人からの、
何らかのメッセージ電波、が
あたしの右側顔面を反応させているのだー>
その対象がなんであたしなのかは、おいといて。

ひつじが1匹
ひつじが2匹
ひつじが3匹

痙攣で、ぎゅーぎゅーしているあたしの右側顔面。

電磁波がいっかいー(痙攣ブルブル)
電磁波がにかいー(痙攣ギューギュー)
宇宙人からの何かのメッセージ。
受け取るのはただひとつ。
あたしの片側顔面痙攣だけ。


妄想に妄想をまといながら眠りにつく。
宇宙人からの電磁波説は、
もっか、気楽なお気に入り。




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2016-11-12 : 片側顔面痙攣のこと : コメント : 0 :

こころの平安のよりどころ。

愛犬と日中、散歩をしているとき。

小さく小柄な赤ちゃんサイズの、
ぬいぐるみのような人形を抱っこして歩く女性と
すれ違った。
愛らしいお洋服を着た、
そのお人形はたぶん、お手製。
その女性ご本人の手による、かもしれないし、
誰かからのプレゼントかもしれない。
とにかく、お手製の、お人形。

きっとそれは、その女性の
こころの大事なものなのだろうなあと思う。

別の時間帯で。
割と朝早いころ。
まったく別の女性が、
お人形をバギーに乗せてお散歩していた。
お人形は、とても可愛い、ピンク色の華やかな服を
着させて貰っていた。

おはようございます、と、
道端でゴミ出しをしながら、立ち話中の
数人の奥さん方に、ご挨拶を女性がされた。
奥さん方も、おはようございます~と挨拶返し。
そして。
女性が過ぎ去ったあと、
立ち話をしている奥さん方が、いちように
顔を見合わせあって。
失笑しているような、苦笑しているような。
きっぱり言葉をあてはめるとしたら、
人を小ばかにしたような顔をしていた。
ニヤニヤ口元を緩ませて、声を出さず。
思うことがたんまりある、というように。

ひとが、ひとの、こころのよりどころのことを、
どうこう言えるのかと思う。
ひとが、ひとのことを、嘲笑できるようなことが
あるのかと思う。
何様。
自分は何様なんだと思わないのか。
思わないんだろうなあ。

<知らない>ということの、貧相さを
そのとき思った。
導いてくれる人との出会いもなかったんだろうけど。
<知る>という気持ちに、
心を傾けなかったんだろうと、感じる。

ひとの暮らしは、いろんなことに満ちてるということ。
ひとの思考は、多岐に渡って存在するということ。
ひとのこころのよりどころは、さまざまな形があるということ。


ものすごくものすごく若いころ。
暇さえあれば立ち寄っていた書店があった。
時間だけはたっぷりあったことと、
あらゆる書籍に興味が溢れかえっていたころ。

その書店のレジで、
ぬいぐるみのクマを、抱っこしている女性を見かけた。

幼いといえるような若さのころだったから、
その衝撃は結構あった。
(「このひと、ぬいぐるみを連れて歩いてるよ!」)と。
ドキドキした。
すると、レジの店員さんたちは、
お買い物をするその女性に、
お買い上げありがとうございました、の言葉のあとに、
「○○ちゃんは、今日もごきげんですか?」とにっこり、言った。
女性がそれに答えて、ええ今日もいい子ですぅと言った。
そして、それじゃまた、とにこにこ女性。
そして、またお待ちしております、とにこにこ店員さん達。
そこには、なんの侮蔑も冷笑もなかった。
ただの、ふつうの、穏やかな書店レジ販売の場面。
ああこういうことっていうのも、
あるんだな。
うんと若いころの、気持ちがまだまだ柔軟だったころ。
それは<知る>ことが出来た、ひとつの体験だった。

以前。
エキセントリックな、芸術活動をしている女性と
少し、知り合いになった。
その芸術家は、必ず、晴れやかな衣装を着せた
お人形を、いつも連れていた。
結婚されて、お子さんが生まれてからは、
そのお人形を連れていることはなくなった。
切望していたこどもの代わりだったのかもしれないし、
そうでもなかったかもしれない。
他人に分かるわけない。
けど、ただこころのよりどころだったのには、違いないと思う。

ある国の、ある分野で大変評価の高い有名な夫妻に、
友人がディナーにお招きを受けたとき。
お城のようなレストランで、
夢のようなサーブを受けながら、
見たこともない豪華な食事を頂きながら。
著名夫婦の間の席には、
大きな大きなクマのぬいぐるみがいたという。
レストランのスタッフも、よく心得ていたらしく、
クマのぬいぐるみにも、本物の食事を運んで来ては、
時の流れにあわせて、お皿をさげたという。
「クマのぬいぐるみも、そのゴージャスな
フルコース一式、食べてたよ」と、友人は語っていた。
そこに軽蔑はなかった。
「ちょっぴり驚いたのは、正直な気持ちだけどね」は
あったけど。
「クマの食べたフルコース、
あの料理の行方が気になったなあ」と。

犬や猫や、いきものたちを、完全に擬人化して愛するひともいる。
コンピュータを、愛する対象にしているひともいる。
化石でも、盆栽でも、器でも、愛の対象になる。
書籍やレコードだって。
宝石、時計。
車。
家具。
ライナスは、毛布。
ドラえもんは、どら焼きが、
こころの安らぎの対象のひとつだ。


ある朝、バギーにお人形を、の女性とまたすれ違った。
そのとき、私の家族が横にいたから、
通り過ぎたあと、家族にちょっと、言ってみた。
「ね。見えた?
バギーに乗ってたの」

私の家族は「うん。知ってる」
ただそうとだけ、返事をした。
その言い方は、まるでそれが何か?で。
質問それ自体が、ぱーっと
風に吹き飛ばされるような、些細なこと扱いだった。
私が私の家族のことを、
いいじゃん、と思えるのは、幸福なことだと思う。
どうでもいいことと、そうでないことのありようが、
いいじゃん、と思う。
なかなか、幸福だと思う。
(反省も素直にたちまちすぐするし:苦笑)

<知る>ことや<知っている>ことが、
そのひとを豊かにさせる。
それはたぶん、きっと、
いっこでも、多いほうがいい。

ひとを小ばかにするようなひとに
ならないでいたい。
ひとを小ばかにするひとも織り交ぜて。
世の中は、いろんなひとで満ちてる。
こころの平安も、いろいろある。




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2016-11-06 : よしなし雑記 : コメント : 0 :
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Author:lou.c
2013年10月、片側顔面痙攣で開頭手術を受けました。煩わしかった痙攣から解放された☆と思いきや、術後約1年数ヵ月後、また魔の痙攣が始まりました…
この症状について、さらには病というモノなどについて、さらにさらにはいろいろよしなにごとを書き綴りたいと思います。

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