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おとなの生き方。

年上の友達とコーヒーを飲んでいるとき。

友達が「ちょっと見てよコレ」と、
片側の肩の洋服を、めくって見せた。
なかなかの大きさの湿布が、ペトリ。

どうしたの?と聞くと、答えはこう。
「50肩になっちゃったー」

「すっごい痛いの!もうビックリしたよ、激痛なんだもん!」と、友。
友達の場合、肩は結構、うえに上がるんだけれども、
検査した結果、若干首にヘルニアも発見されたとか。
そのせいもあいまって「イテテテテテー」

その友達と会うのが、3ヶ月振りくらいだったので、知らなかった。
大変だったんだね、と言うと、
「最高潮に激痛のときには、コーヒー淹れたマグカップ、
イテテッ!で、床に落としたくらいだからねえ」と。
いやそんなに痛いものなんだねえ、と、聞きながら驚く私。

と同時に、
気の毒に、と思いながら、ついつい笑ってしまった。
友達が50肩
いやあ~立派なおとなになったもんだね、と(笑)
友も苦笑しながら、うなづいていた。

でも。

「でも、おとなってすごいなあって思ったよ」と。

「自分が50肩になったって、年上の友達や知り合いや
親戚や、とにかくあらゆる年上の、顔見知りに話したの。
そしたらすっごいたくさんの人が”分かる分かる!
わたしも経験した”って言うんだもん」

うんうん。

「みんな、こんな激痛を乗り越えて
生きて来てるんだあ!って思って、すごいなあって思って」

そうだねそうだそうだ。

「こんな痛いのに、みんな、言ってなかったんだよね。
わたし誰からも50肩話、聞いてないもん」

そうなんだー

「わたしは痛くて結構、騒いだけど(苦笑)
みんなは、ほんとにちゃんとしたおとななんだなあって思った。
おとなって、えらいなあって思った」

ほんとにそうだね。
きっと、私も、騒ぐだろうなあ。
立派なおとなになってないと思う(苦笑)

いつか私が、もしも50肩になったら、
ジタバタ騒がないようにしよう(笑)
そう決めた<おとなこども>な、私なのだった。





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2016-06-26 : よしなし雑記 : コメント : 0 :

知ることの大事さ。

勤め先の年下同僚女子が、
最近、ちょっと心配。
はっきり言ってしまうと、ちょっとへん。
おかしい。

朝、更衣室で彼女に会ったとき、
「おはよう~」と挨拶しただけで、大爆笑をし始めた。
あまりにも突飛で、ビックリした。

「おはようって○○さん(私のこと)清清しい!
もー素敵すぎるー!
もー笑うしかないですー!もーいい感じ過ぎるー!笑うー」

と。
とにかく、謎の大爆笑と、コメント。
涙を流して、お腹を抱えて笑い転げるので、
ちょっと、心配になった。
笑い泣きするような場面じゃあ、ないもん。

「あのう。
昨日の夜にでも飲んだお酒、まだ残ってるの?
それとも朝からちょっと飲んで来たの???」
と、微笑みながら、ではあるけれど、
結構マジ、真剣に聞いてみた。

ら、飲んでませんよーと。
で、ゲラゲラゲラゲラ。
で。
ふと笑いを止めて。

「最近私、ちょっと情緒不安定なんです」

う。
うーむ。
大丈夫かしらん…と。

彼女とは、所属部署が違うので、あまり接点がないから、
それほど知ってる女子ではないんだけど、
それでも、休憩室でや、お手洗いで、会う。

そうして、すれ違うたびに
「悩んでても仕方がないですよね」だとか
「がんばるしかないですよね」だとか。
だけど、
だからといって、その先の奥まで、言って来ることも、ない。
前向きなんだか後ろ向きなんだか、さっぱり
分かんないことばかり。
その言葉が、浮きに浮いていて。
なんてったって、唐突過ぎる。


「お疲れです~」と、廊下ですれ違うときの
なんてことない挨拶のときだけでも、こう。
「お疲れ様です。って、もうどうにかやってくしかないですよね」
だから、ちょっと。思う。
大丈夫???って。

この彼女の様子は、社内の女性同僚たちは、
たいがい、みんな知っていた。
みんな、すれ違うときに、
すべからく、つぶやかれていたらしい。
そのうえで、
「ちょっと心配だよね」という同僚から、
思い切って言うと「ちょっとしつこくて、面倒くさいよね」
という同僚まで。
受け取り手の感じ方は、さまざまだった。


この前、彼女と会ったとき、毎度おなじみの、という調子で、
「悩み過ぎてもしょうがないですよね」が始まったので、
親身になって相談に乗ってくれる、人生の先輩。
信頼出来るしかるべきひとに、
少し、話を聞いて貰ったらどうか、と言ってみた。
私が出来ることは、それくらいしかないなあ、と思った。
と同時に。
もう少し、自分の体調の異変に、
真剣に向き合うことも、重要なんじゃないか、と思った。
言い方は悪いかもしれないけど、
回りを巻き込む(心配をかけちゃう)ことは、
ある程度までにとどめる方がいい気がする。
あんまり自分の体調不良を言い過ぎると、
気にかけてくれる、を飛び越えて、
面倒くさいひと、になるまでの距離って、
たぶん、結構短いから。
人間関係が、ややこしくなったら、
よけい悩みが増えるかもしれないし。

調子がイマイチ、悪い。
調子がどうも、良くない気がする。
こんなふうに感じたら、それが長引くようなら、
誰かに相談をするか、
思い切って、専門医に診察を受けてみる。
分かっているようで、これ、案外分かってないのかもしれない。
彼女の様子を見ながら、ふと、そんなことを、思ったりした。

「○○さんって(私のこと)
いつも明るくていい感じですよね」と、彼女が言った。
てやんでえ。
こちとら、片側顔面痙攣っつう、
めっちゃくっちゃに煩わしい症状に、振り回されてんだって。
この煩わしさ。
絶叫したくなるくらい、絶望してんだ。
開頭手術までやってんのに、治ってねえんだ。
分かんねえのに、知らねえのに、そんなこと
軽々しく言うな。
と。
ココロの奥底で毒づくわたくしなのであった(苦笑)


いいことでも悪いことでも、
勉強だけじゃない。
知るということって、大事だと思う。
それが、
いきものの、素敵な、知恵だ。




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2016-06-21 : よしなし雑記 : コメント : 0 :

あなたにとてもよく似たひと。

愛犬と夕暮れ。
散歩へ出かけているとき。

通りの向こう側から、携帯電話を見ながら
歩いて来ている女のひとがいて。
はっとなった。

「あっ!○○ちゃん!」

先に言ってしまうと、その女性は知っているひとではなかった。
でも、本当に、知っている○○ちゃんと、そっくりだった。

愛犬が立ち止まっている間に、
通り過ぎてゆくその女性を、穴が開くほど、ガン見した。
本当にそっくり。
でも、違う。
よくよく思ってみれば。
その女性は、出会った頃の、
若い若いときの、○○ちゃんと、うりふたつだったんだ。

アシンメトリのお洒落なボブ。
ぴりりとしたストライプの、メンズ仕立てのシャツに、
すらりと伸びた脚によく似合う、マニッシュな、パンツ。
ヒールの高さはそれほどない、けれど、
きゅっと尖ったヒールの、大人びた、パンプス。
そして、何より、外また(笑)
きれいな子なのに、ずんずんとした、外またで。
そんなところまで、そっくりだった。
だから、すごくすごく、吃驚した。

と同時に、
すごくすごくすごく、懐かしくなった。
センチメンタルな気持ちになった。
いろんなことが、懐かしくて。
いっぺんに、感傷的な気持ちになった。

今頃彼女は、どこで、何をしてるのかなあ。

年下の子だったけれど、ウマが合ってたと思う。
親しみを持って、接してくれていたので、
私もそれに、応えた。
若くてお互い時間がいっぱいあったころ。
都合がなくとも、なんとなく、
一緒に過ごすことが多くあった。

でも。
ふしぎ。

何がどうという、事情や経緯とか、
何かがあった、という訳でもなく、会わなくなっていった。

お互い、生き方の道すじを考え始め、
就職をしたり、転職をしたり。
恋をしたり、旅に出かけたり。
いろいろあった。
そんなうちに、何とはなしに、会わなくなっていった。

○○ちゃん。
元気でやっている?

まあ。
そんなふうに、胸の中で思うくらいで、
ちょうどいい気がするけれど、
一瞬にして、過去の自分にすり変わった気がしたので、
本当に、ちょっと、切なくなった夕暮れだった。

ほかにも、理由はないけど、
ぜんぜん会わなくなったひとって、いる。
思えば、実は。実に、結構、いる(苦笑)

訳あって、積極的に疎遠化したひとも、
もちろんいるけれど、
そうでない、なんの意味もなく、
離れていったひとびとって、結構、いる。

おかあさんと二人暮らしのひと。
今度、引越しをする。
「思い切って、戸建ての家を買うつもり。
家が決まって越したら、連絡するわね。
きっと遊びに来てね」
そう言ってくれていたけど、それきりになったひと。
体調不良のあった、彼女のおかあさんのことも気がかりだったから、
落ち着かれたかなあと思った頃に、
1,2度メールを送ってみたけど、返事が来ないままだった。
忙しくされているんだろうな。
そう思ったこと半分と、
もう、私は、連絡無用な相手になったんだろうな、と
思ったことが、半分。
お家に遊びに行って、おかあさんもまじえて、
よくよく3人でごはん食べたりもしたんだけど。
楽しかったそのときの思い出たちだけは、本物だと、思ってる。
たぶんね。

恋人を追いかけて、都会の街へ出て行ったきり、
連絡が途絶えてしまったひと。

外国へ旅行へ、長く行ってくる、と言って、
出かけたきり、音沙汰のなくなったひと。

友達の友達や、知り合いの知り合い。
つてをたどれば、どうにでも、連絡はつくような距離だと思うけど、
いまや、地球は小さくなっているから、
連絡はどうとでも取れると思うけど、それきりにしている。
まあ。
それでいいんだろうと思ってる。

喧嘩したことでもないし、
何か遺恨がある訳でもない。
ただただ、会わなくなってしまった。
それだけの、こと。

ただ。
ただ、今のように、
むかしむかしの、そっくりなひと。
若い若いころの、そのひとに本当によく似た人。
そういうひとに会ったから、
何だか、ちょっと、切なかった。

あなたによく似たひとと、会ったよ。
うんとうんと、むかしの若い若いころの、
あなたによく似たひとだったのよ。

愛犬が歩き出したから、私もついて、歩き出した。

ふり返ってその女性を見たら、
遠くの方で、立ち止まり、手を上げて、
タクシーに乗り込んで、去って行った。
時間を気にして、忙しそうな気配まで、そっくりだった。

遠い過去の中の、思い出のひとになってしまった人々。

結婚をして、子どもを立派に育てているかもしれない。
遠くの異国で暮らしているかもしれない。
ご両親と今も一緒に住んでいるかもしれない。
仕事に燃えているかもしれない。
何かの病と戦っているかもしれない。
(↑私のように、片側顔面痙攣、なんていう、
  レアケースの症例にぶちあたった人は、いないだろうな:涙)

どんなふうに、生きてるんだろう。

どうあれ、すこやかにやっていて欲しいと思う。
その思いは、会わなくなった今も、
昔の思い出とともに、情として、そう、思ってる。


人生だなあ。
なんか。

そんなこと、思ったりした。
切なくなると、ちょっとあれこれセンチメント。
夕暮れどきだったから、余計にね(苦笑)




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2016-06-17 : よしなし雑記 : コメント : 0 :

新しい世の中に(苦笑)

勤め先の更衣室で、退社時。

うんと年下の女子ちゃんから声をかけられて。
「ご相談があるのです!」と。
「相談に乗って頂けますか!」

はいはい?なんでございましょう。
私でよければお役に、と、聞くと。
可愛らしい”恋”のご相談話。

女子 「わたし、○○さんのことが好きなんです!」(会社の同僚男性のこと)
私  「あら~そうですかそうですか」
女子 「今度、ちょっと用が出来たので、 
     一緒に出かけることになったのです!」
私  「あら~じゃあそのとき、チャンスね!」
女子 「何の?」
私  「決まってるでしょう、愛の告白の!」
女子 「えっ?!」
私   「好きですって言っちゃいなよ☆」
女子 「えっ?!」

「そんなこと、直接言うものなんですか?!
私、今まで2人の人とお付き合いしましたけど、
メールかLINEでしか、告白したこと、ないですぅ!」


こっちが今度。
えっ?!マジでっ?!

新しい世の中を、感じました次第でした。

デートをして、素敵なお店でお食事とかして。
食後のコーヒーなんぞ頂いているときの、
ふとした間とかとかとかに、ぐぐっと勇気を振り絞って。
「好きです。気づいてたと思うけど」
とかとかなんとか~
って、すっぱい感じ。
それ、今、機械媒体通しなのですねぇ。

新しい世の中。
相談に乗れることと乗れないことがある。
おとなだけど。
いや。
おとなだから?(苦笑)




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2016-06-16 : よしなし雑記 : コメント : 0 :

カムバック・品位!

先日、テレビで。
歌舞伎役者・市川海老蔵氏の、奥さんの、
闘病のことでされた、記者会見を、観た。

海老蔵氏の真摯な応答に、感服した。
お若いのに、立派。
と同時に、質問をする記者たちに、腹が立った。

よくもまあ!(怒)

ご家族がガンで闘病されていると、たった今、
さぞかしのご心痛の中、伝えているのに、
”奥様のガンのステージは?”なんて、よくもまあ聞けるなあ!(怒)

”奥様の今のご心中は、いかばかりだと思われますか?”だとか、
”お子様たちは、どのように受け止められていますか?”だとか、
”奥様にはどんな言葉をかけられましたか?”だとか。
本当に、無神経にもほどがある!(怒)

海老蔵氏が、奥さんの病気の進行具合などの質問に、
「先ほどもお答え申し上げましたが。
察して頂ければと」
と、答えてらした場面があった。

察する。

美しい言葉だと思う。
日本国にはむかし、その言葉は生きていた。

心中お察し申し上げます。

察する。
ひとさまに配慮が出来ていた。
そんな時代は、もうもう、遥か大昔のことなんだろう。
もうもう、古代遺跡の中に、埋もれてしまったんだろう。

ずけずけ遠慮のかけらも無く、
微塵の配慮も無く、よくもまあ!と。
芸能人のひと、おおやけの立場のひとびとは、
本当にご苦労が多いなあとも思いつつ。
でもやっぱり、それでも一筋の思いやりはあるべきだと思う。

記事にしなきゃなんないし、
ネタに取り上げねば視聴率につながらないしで、
諸事情がんじがらめにあるだろうけど。
それでも、ひととして、品位のある質問行動ってあると思う。
それがたとえ、仕事がらみだったとしても、だ。


病を持っているひとに、言葉を渡すことは、
本当に、難しい。
思っている以上のことを、余計なことを言ってしまう。
不快な思いをさせてしまったら申し訳ない。
悲しい思いを引き起こしてしまったら、お詫びのいいようもない。
そのときどきによって、受け取り手側の、感情は左右される。
時と場合次第で、受け取り手側の、言葉も揺れる。
当然。
切ない。
だから。
送り手側も、受け取り手側も、思いを図って、揺らすべき。
選んで、選んで、そっと、でも真剣に、選んで。
心も、感情も、言葉も、態度も、何もかもを。
揺らして、揺らぎながら、気持ちを寄せ合う。
思いを寄せ合う。

カムバック・品位!




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海老蔵氏の奥様。
すこやかになられますように。

ああ。
海老蔵氏の得度のことも。
あれこれ聞くな!
余計なこと言うなー!
察して下さい、そこも、もしかしたらと、もう
口になんかせずに、察して!察してあげて!
もーっ!(怒)
と、海老蔵氏の知り合いみたいに、
質問記者たちに、
もうイライラしっぱなしの、会見だったなあ!






2016-06-10 : よしなし雑記 : コメント : 0 :

ハッピーバースデー私。

母方祖母が、よく、自分の年齢のことを
「もう忘れてしまった」と言っていた。

体調不良、とかではなくて。
もう、自分の年齢というものに
興味がなくなったからと言っていた。

いつのころからか、
私もそれが、なんとなく分かるような気がしてきた。
はて。
今年私はいったい、いくつになったんだっけなあ、と。

ふつうの日常を過ごして、
ふつうのごはんを食べて、
ふつうの時間が流れる。

ねんねん。
何もかもから、少しずつ、自由になってゆく。


おめでとう私。
いくつになったのか、もう覚えていない。
私も祖母に、またひとつ、近づく。




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2016-06-07 : よしなし雑記 : コメント : 0 :
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Author:lou.c
2013年10月、片側顔面痙攣で開頭手術を受けました。煩わしかった痙攣から解放された☆と思いきや、術後約1年数ヵ月後、また魔の痙攣が始まりました…
この症状について、さらには病というモノなどについて、さらにさらにはいろいろよしなにごとを書き綴りたいと思います。

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