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片側顔面痙攣・術後:両親が、切ない。

日々刻々と復活してゆく、片側顔面痙攣。

たった1年ぽっち。

開頭手術に挑んで、結果、
痙攣が治まっていたのは、たった、1年間。

「どえらく痛くて、メチャ高い授業料だったよなあ」なんて。
くだらないことを思ったりする。
1日の日割り計算をしたら。
いろんな意味で、割高だったよなあって、思う(苦笑)


私はそんな風に、痙攣復活のことを、
少し斜めから見たり考えたり出来るけれど、
両親は、違う。

両親は、本当にこころを痛めて。
もしかすると手術前より、こころを痛めている気がする。
「再発だなんて…
あんな、つらい思いまでした手術なのに…」
母は言葉に詰まっていたし、
父は絶句で、遠くを見つめるばかりだった。


日々のこの痙攣の、着実さは、
両親には、とても説明出来ない。
とても、言えない。
悲しむと思うから。

私の父親は、定年退職後、自家栽培の野菜つくりに燃えている。
知人の畑を、そこそこ規模で借り受けて、
無農薬でのびのび、野菜を育てている。

父はおおらかで、朗らかな人なので、
野菜もそんな味がする。
すくすく育つ。

人が良いので、友達はもちろん、
ご近所のみなさんやら、ちょっとした知り合いにも、
お野菜どうぞと、差し上げている。
そんなひとだから。

そんなひとだから、分かっていた。
私の片側顔面痙攣で、手術入院していたときも、
日々毎日3~4度は、私の様子を見に、
病室へ見舞いに来てくれていた。

チーズの入ったライ麦パン、おまえ好きだろう。
果物は今、巨峰が最高にうまいぞ。
食欲でないなら、ハーゲンダッツのアイスならどうだ?

父は、母以上に、実は、実に、繊細なひとだ。
おおらかだけど、繊細。
のんきでのんびりしているけど、細やか。
ジェンダー論ではナイけれど、
おんなの母より、
おとこの父の方が、気配りと優しさに溢れていた気がする。
(母も繊細だけれども、父の方がより、上回っていたなあ。
やはり女同士、ざつ?:笑)


復活の兆しではなく、復活の確実さを体感中の今。
いつかまた手術を受けることを、私は、決意するかもしれない。
でも。
でも、そのときは、出来れば、数十年先でありたい、と願う。

もしも、するならば。
それは、言葉を失うほどに、悲しくて、寂しいことではあるけれど、
両親が、彼岸の川向こうにいってから、の再手術が願望。

両親をこれ以上、悲しませたくない。
(2度目の手術だって、確実な成功の保障は、ないのだし)

手術を受けることは、怖くない。
本当に。
怖くないと思ってる。
ただただ、両親が悲しんでいる姿を見るのが、いやだ。

両親を思うと、切ない。
ものすごく、切ない。

父の作った、大量のトウガラシ。
よく効く。
辛味に、パンチがある。
これもまた、たくさんの人に配っている。

父のその楽しさに、かげりを落としませんように。
私のせいで。
それが、一番、切なくて、いやだ。



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2015-11-27 : 片側顔面痙攣のこと : コメント : 0 :

片側顔面痙攣・術後:保険見直しのこころ。

日々刻々と、片側顔面痙攣の開頭手術の、術後以来、
日々刻々と、完全なる復活を、実感している。

とにかく、耳鳴りが酷くなってゆく感じが、残念。
会社の健康診断などでは”聴覚検査”で、異常なし。
この耳鳴りの、煩わしい<音>は、
外側の世界の音ではなく、私の体の、
内側で起きている<音>なんだろうなあ、と思う。
地味に、ほんとう、煩わしい。


この、耳鳴りの煩わしい感じと同時に、
この、煩わしい不随意な、痙攣の、再発。

命に関わりのない、症例だけれども、
いつかまた、もしかしたら。
もしかしたら、開頭手術を再度する、という選択を
考えるかもしれない。
(今の程度が永続的なら、しないだろうけど)

この片側顔面痙攣の手術は、
私の執刀医は「部位は脳神経ですが、
手術の内容としては、外科的手術のようなものです」と言っていた。
「骨折の手術みたいなものですか?」と聞き直したら、
そんな感じだと言っていた。

だから、手術前後に投薬もなければ、通院もゼロだった。
手術で2週間の入院をした。
だけ、といえば、だけ。
「あとは全て、普通に暮らして下さい」と、執刀医。

でも。
ここ最近、年上の友人で、
少々体調不良ビトが、ちらほら出て来た。
芸能界在籍の有名人のみなさんも、
アラフォーアラフィフ、辺りから、ぐんと
体調不良の告白などが、あちらこちらから。

「医療保険。。。
今、ちゃんとしたのに入る、
ラストチャンスな年齢なのでは…(汗)」

そう、自らのことを、思うようになって来た。

今、私が入会しているものは、
なんとなーく、医療保険、程度の、ふわーっとしたもの(苦笑)

試験的に、向学のために、と、
そろーり、ネットサーフィンをしても、チンプンカンプン。
各社見比べし切れない。
どれが自分にピッタリなのか。
どれが自分に必要で、不要なものなのか。
湯水のように、うなる資金を持っていれば、
どれだって加入出来るだろうけど、
資金はちょぼーっとしか。

うーん、分からん。。。

で、そのときふと。
「おや、そういえば私」と。

① 「片側顔面痙攣で、入院手術をした経験があるから、
   完全健康体とは判断されず、
   入会もハードルがあがったんじゃなかろうか」
② 「再発の体感を実感し始めている。
   これは、病気になるのか???」

ということについて、思いがいたった。
私はもう、保険会社が望む加入者の
”完璧な健康体”では、ない気がする。

片側顔面痙攣は、病気ではあるけれど、病気ともいえない。
命になんら、別状がないのだから。
血液検査で、どこか引っかかるということでもなければ、
尿検査やレントゲン検査、心電図などでも、異常にはならない。
ただ、顔面が片方痙攣しているだけ(といえばそれだけ)と、
私の場合、耳鳴りがしていて煩わしいだけ(といえばやっぱりそれだけ)。

保険加入の際の、入会審査は、
いったいどこまで、審査対象範疇なんだろう。

年齢も加齢してゆくばかりだし、
体調も、ふつうにガタピシしてくるだろうし。
医療保険。
さて。
どうしよう。
どうなるんだろう。

悩まし。



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2015-11-20 : 片側顔面痙攣のこと : コメント : 0 :

なんでもありませんようにと。

海外に暮らす、年上の友達からメールで。
ざっと言うと。


”最近倦怠感がひどくて。
 こっちも今年の夏、猛暑続きだったから、
 気温のせいかなあと思ってたんだけど。
 トシもトシだし、こたえてるんだと思ってたんだけど。

 病院で血液検査をしたら、肝臓機能低下してるって。
 近く、専門医に診て貰って、もうちょっと詳しい検査をする予定。
 今はあんまり、何も考えないようにしてる。”


友達は、けっこうな痩身ボディで、昔からとても少食で。
<あまから>も、ほどほど。
健康に留意してるわけでも無いけど、
どのみちさほど食べないのだから、と
きちんと美味しいものを少しだけ。
そんな感じの、いいバランスで、ものを食べていたと思う。

お酒もほとんど飲まないし、
煙草も、うんと若いころは愛していたけれど、
外国で暮らすことをきっかけに、完全にやめた。
もう十数年も前のこと。

珈琲を好んでいたのも、昔々のこと。
英国にしばらく住んだから、
愛飲するのも、紅茶かハーブティー。

トレッキングが、家族みんなで好きだから、しばしば。
エコの観点から、自家用車はほとんど使わず、
徒歩か自転車か、公共交通使用。
運動不足という生活ではない。

こういう、ふつうに、
いいえ、ふつうより少々「いい感じ」に暮らしている友が、
どうして肝臓機能低下になるんだろう。

宇宙が神秘と謎に満ちているように、
ひとのカラダも、同じく、神秘と謎に満ちてると、思った。
それは、ときに、理不尽をくっつけて。

友達が、なんでもありませんように。



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2015-11-16 : よしなし雑記 : コメント : 0 :

片側顔面痙攣・術後:確信にかわるとき

片側顔面痙攣を、まだ自分自身”発見”出来ていなかったとき、
このピクピクはいったいぜんたい、何事なのだ?と、
本当に、ものすごく、イライラしていた。

「この痙攣の理由が知りたい!」

そして、知って、理解をして、
納得をして、開頭手術へ挑んだ。

けど、1年ちょっとで、再発の兆しを感じ。
以降、その兆しは、最近では『完全復活』となった。

完全復活。

この文字なんて、スポーツ選手の怪我からの電撃現役復活、だとか、
芸能人の人気のかげりがあったところを、完璧に払拭をして、
またきらびやかなスターへ戻った、みたいな。
そういう印象の、文字。

だけど、それが、自分の身の上に、起こると。
「ちっとも、たいした言葉じゃあないじゃーん」(苦笑)


家族が最大に、ガッカリするから、言葉に出来ない。
けど、戻ってしまったと、思う。
戻ったよなあ、と実感してる。
完全、復活。
完全、再発。

再発も、これだけ戻れば、復活、を超えて、
ふつうの片側顔面痙攣じゃん、と思ったりする。
(よりいっそう、ガックリ:苦笑)


片側顔面痙攣の、あの、不愉快で残酷な、
勝手にゆれる、あの、腹立たしい、四六時中の、不随意・ピクピク。

手術前と今とで、違うことをあげるとすれば、
四六時中、ではなく、四十時間くらいになったかな、という感じ。
それから、痙攣することが、
くちを尖らせたりすると、絶対に痙攣していた、というのは
手術前の話で、
術後の今の、痙攣は、くちの形は関係なし。
まばたき、のついでに、ぐいぐい揺れる。

経験したから、たぶん、と想像出来る。
「たぶん、どっかの血管が、神経に触れてるな」と。
手術したときの血管は、神経と離されたはずだから、
また別の部位が触れているのか。
もしかしたら、手術したときは”離れていた”けど、
また何らかの不具合が生じてしまって、若干触れているのか。
1年後の、加齢にともない、血管壁の硬化がゆえに、
その触れている際に、振動を大きく伝えているのか。

などなどなど。
いちど、散々っぱら”片側顔面痙攣”について、学んだもんだから、
今となっては、ある意味、堂々としたもんだ。
なにせ「知ってる、これ」だから、ある意味、強くなった(苦笑)
昔に勉強したことが、今のテストにふっと出て来た感じで、
「これああコレね、知ってる知ってる。
前、調べて勉強したかんね」てなもんだ。

ゆえに。
再発も、余裕で確信している。
まったくもって、そんな余裕、ヤだけど!(涙)


術後の紅葉は、楽しかったな。
術後、痙攣が少しあったけど、「いつかはコレ消えるし」と思う、
豊かな余裕があったよな。
と、今の秋の景色をみてる。



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2015-11-11 : 片側顔面痙攣のこと : コメント : 0 :

親が老いてゆくということ

どこかで何かの入会手続きなんぞをするとき、
書き込む、自分の年齢に、改めてビックリしたりする。
げっマジか、と(苦笑)

職場の若いスタッフちゃん達から、
「おかあさんみたいに暖かい」なんて言われて、
これまた驚いたりして。
おかあさんって(笑)
でも、その若人たちの年齢を知ると、納得。
実際のお母さんと似たような年齢だった(苦笑)

自分の知らないところで、
勝手に年齢だけが動いている気がする。
前へ前へ?
それとも、後ろへ?


5つ6つ年上の親戚が「怖いことを聞いたよ!」と話していたのが、
”親の老い”関連。

知り合いの一人暮らしのおかあさんのお宅に、
見知らぬ男が出入りしてた!と(ギャーッ怖いー!:絶叫)

大きなお宅に住まう、その、おかあさん。
最近ちょっと、惚けがマダラに出て来始めているそうで、
鍵を無くしただとか、お財布を落としてしまっただとか。
少々、身内は一人暮らしに不安を募らせてたころのこと。

離れを貸している女学生から、おかあさんの家族へ電話が。
「最近、どなたか分かりませんが、よく、夜になると
若い男の人が出入りしてますけど」と、
大きなお世話かもしれませんが、と、
気を利かせて連絡をくれたのだという。
もう何年間か、その離れに住んでいるけど
見たことのない男だと。

大慌てで、今すぐ動ける孫(女子)が様子を見に行ったら、
夜に、知らない間に、男が居間にいた!という(ぎょえー!)

機転の利くその孫女子が、うまくその場をやり過ごして、
男を穏やかに退室させ、家に電話!
即効、母親が鍵業者を連れて来て、
家中のあらゆる鍵を付け替えた、という。
そういう話。

鍵を本当に、おかあさんが無くしたのか?
お財布も、本当におかあさんが紛失させたのか?
こりゃ、分からなくなって来たぞ!と。

孫がその問題の男と少し、おしゃべりをして、
素性を聞こうとしたけれど、のらりくらりだったらしい。
隣り町の、スポーツクラブだかのスタッフだとか何とか。
おかあさんが最近そこのクラブへ、運動に来ていて知り合ったとか。
でも、肝心のおかあさんが、マダラに惚けて来てるもんだから、
「さあ?運動?行ってる気もするけど、うーん」

たとえ、その男が善意で独居老人の安否確認的に、
訪問してくれていたのだ、としても、
素性が曖昧だと、問題だと思う。
何かあったとき、万が一、その善意が悪に変わってしまっても、
お互い残念だし。
お互い疑い合うことも、残念だし。

とにかく、惚けが出て来て、危ない。。。


友達でも親のことで、似たようなことを言い出しているのが、数人。
「買い物したものを、一部、忘れて帰宅する」
「数日前に行ったレストランのことを、覚えていない」
「息子の名前と孫男子の名前を、間違えて呼ぶ」

小さな出来事ばかりで、言ってしまえば、
特段困りはしない程度の事柄ばかり。
でも、それらが、高齢になったせいでの、
うっかりとか、物忘れ、なだけなのか、
認知症の初期段階にあたるのか、素人では分からない。
70歳代、80歳代にもなれば、どんな風になるのか、なんて、
素人には、ぜんぜん分かりようもない。

ただ、分かっているのは、家族がやんわり指摘すると、
当人が、頑なに「ボケではない!」と、憤慨する、ということ。
親がすごく憤慨するから、どうしようも出来ないのだ、と、友達談。
専門機関に相談に行くことも、無理だし、
病院なんて論外!だという。

自分の年齢に自分がビックリしてるように、
きっと親たちも、自分自身、70歳代になったこと、
80歳代になったことに、ときどきビックリしてるのかもしれない。

老いて行くということ。

親が、老いて行くということ。
自分自身が、老いて行くということ。
どちらも、ビックリしてるなら、
ビックリ同士、どうにかするほか、ない。
ビックリするだけでは、どうしようも出来ないから、
冷静になって。
出来ればいろいろ、穏やかに解決して行けたら、いいんだけど。

自分と、自分の親の高齢化。
ゆるゆると引き受けて行けたら、いい。
それが、もはや今の私の暮らしの中での、夢と希望(苦笑)



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2015-11-03 : よしなし雑記 : コメント : 0 :
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Author:lou.c
2013年10月、片側顔面痙攣で開頭手術を受けました。煩わしかった痙攣から解放された☆と思いきや、術後約1年数ヵ月後、また魔の痙攣が始まりました…
この症状について、さらには病というモノなどについて、さらにさらにはいろいろよしなにごとを書き綴りたいと思います。

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