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忘れて貰う気楽さ

歯の詰め物が
ポロッ!というか、パカッ!というか。

ある日取れてしまって、慌てて歯医者に行った。
のは、10月の末頃だったか。

詰め物が取れて、多少の不便さは有ったものの、
取り立てて緊急性の状態でも無し。
で、結局都合、
飛ばし飛ばし、で歯医者へ通院し、
ようやく先日「これにて終了」と歯科医から言って貰えた。
(ヤレヤレ)

ちなみに、トータル6回通院。
問題だった、歯の詰め物を型取りから、
製作して貰うことでの通院は、
バッチリ最大の重要案件だったし、
それは真面目に通った。
それ以外の通院内容は、
歯石取りだとか、
将来虫歯にならんとも限らん、小さな欠損を
今のうちに補正しておきましょう、というような、治療。
あぁ長かったー!(苦笑)

で。
片側顔面痙攣の再手術後、初の歯医者。
そして、さらには、初・訪問の歯科医院。

一定時間、ずっと大口開けていることが、
また何か痙攣に影響を及ぼすトリガーみたいになっても怖くて、
ちょっと、ドキドキ。
だから、最初の最初の問診票記入の際、
片側顔面痙攣の手術のことを書いて、
歯科医と助手さんに、説明をした。

というようなことを、以前、ここで文字にした。
(いつだったかな)

お医者さんの対応は穏やかで、
助手の皆さんも優しかった。

。。。
てなことも書いた。
でも、
次々と通ううち、
そんなもなぁ~すっかり皆さん、忘れ去られたようで(苦笑)
「ちょっとおくち引っ張りますよぉー」なんつって、
ガバーーーーーッと。
プラスチックのお開き専用?(笑)器具とか、
バカーッと口にはめ込まれ、
遠慮なく(苦笑)ガッツンガッツン治療された。

いまだに、何がきっかけになるか、とか、
少し怯えて暮らしてる。
片側顔面痙攣の発症原因は、分かってるのに。
大口開けているからって、
脳内の血管が、だから動く、のとは違うだろう。
だけど、やっぱり、ちょっとコワイ。

へんてこな姿勢で、寝続けていたりすると、
首に負担がかかって、イコール痙攣発症のきっかけに、だとか、
ピザとかラーメンとかばっか食べてると、
高血圧になって、血管が異常に硬化して、
また顔面神経に触れちゃうかも、だとか。
睡眠不足が連日になると、これまた血管に
悪影響を及ぼして結果、痙攣の引き金に…だとか。

あたしの怯える手段は、生活のすべてに渡って存在してる。
小心者だからね。
ただ、だからといって、
生活習慣をそこまで誠実に、変えてることは、ない。
これがまたあたしのダメなところなんだろうなあ…(汗と懺悔)

勤め先でも、
誰からも「その後調子はどう?」なんて、聞かれない。
あたしに興味持ってくれてる人自体が、
いないってこともあるかもしれない(苦笑)

友達からも、誰も聞かれない。
誰にでも再手術のことを話した訳じゃあないけど、
でもそれでも、知ってくれてる友達からも、何も無い。
友達は、あたしの話そのもの、覚えてないのかも(苦笑)

通った歯医者も、治療3度目から忘れた(苦笑)
「ちょっと引っ張りますよー」で、くち、ガッバーーーーッ。

実家に戻り、
母とお茶をしているとき、
ふっと、母が、そういえば、と。
「そういえば、その後調子はどうなの?」と。

具合は安定しているよ。
痙攣は、幸い1度も出て無いし。
耳鳴りはあるけど、それも気にしなければ平気☆

そう答えると、母は満面の笑顔で、こう言うンだった。
「そう!それなら良かった☆」

心配をかけた母にも、
あたしの周辺の人々のように、
忘れて貰いたい。

母が完全に片側顔面痙攣のことを、
あたしのこの2度の手術のことを、
忘れてくれることが、
もっかのあたしの願い。

忘れ去られる気楽さって、
こんな風に、ときどき、有る。



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2018-12-27 : 片側顔面痙攣のこと : コメント : 0 :

手術痕跡のチクチク感覚

2度目の再手術以降、
おかげさまで痙攣は発症していない。
ビクゥッ!とする地味なドッキリはあるけど(苦笑)
それはあたしの怯え癖のせいかもしれない。

ってね。
前回の記事で、文字にもしたけども。
手術痕跡の凹み辺りが、やたら、チクチクする。

触れると、ちょっとだけ、痛い。
もちろん、大袈裟な痛みではないし、
脳内に激痛が走っている、というものではない。
表層的な感じ?

あたしは、再手術のせいだから、だと思うけど、
チタンプレートが入っている(らしい)
結局、異物が脳内に残っていることになった。

ただ、脳神経外科担当医師が、術後の説明で、
「このまま放置しておいて、まったく問題ないので」
と、言われていた。
なので、ちっとも気にも留めて来なかった。

けど。
こうもチクチク感が発生して来ると、事情は変わる。
小心者だもの、当然、そりゃね、
ドキドキが、増す。
大丈夫なのよね?!とね。

ここはひとつ、はい、ネットサーフィン・小魔王になり、
ちこちこ検索。

頭蓋骨での手術の際には、
チタンプレートやチタンのボルトで固定、という方法は、
どうやら随分一般的な様子。
確か、北野武氏も、何年も昔だったけど、
大怪我のときの復帰会見の際に、
顔面や頭蓋骨にチタンが入ってる、とか言われていたと記憶する。
(たぶん)

調べ出すとキリがない。
と、思いながら、探る。
探る言葉は、いつも、
自分に安心感をくれるものばかりを、探している。

<いろんなことは、ケースバイケースである>

そう、アタマじゃ分かっちゃいるけど。
気持ちがそれはと、収まらないから。

チタン製品は、たいへん優れものであるらしい。
これは真実なのでしょう。
ただ、一生涯体内に入れっぱなしにしておいても、
まったく問題が無いものなのか、どうか。
これは、そこまでの月日を
実はまだ経ていない気がする。
まだまだ最近の医療モノだから、実績データとしては、
断言仕切れるほど、そこまで確実では無いような気がする。
素人だからね、分からないけどモ。

チタンプレートが置かれた箇所の皮膚は、
経年変化で、やや薄くなる、らしい。
これは、自分の身体のことだから、
何となく、分かる。
そんな気がする。
「だろうねえ」と。

片側顔面痙攣の手術の跡を、指でなぞってみる。
痙攣の何もない、左側頭部は、
ふつうに、頭皮が脂肪でぷにぷにしてる。
けど、右側半分。
特に手術痕辺りは、ぷにぷにが薄い感じがする。
ややもすれば「これがチタンプレートかな?」
なんて、触れていると、そう思う箇所もある。
そして、少しだけ、押すと痛い。

チクッというか。
ズキッというか。
ビシッというか。

長くはない、瞬間の痛み。
これって一体何なんだろう。
手術直後からしばらくの間は、
傷跡辺りはカユかった。
こそばゆいというか。
筋肉組織やら、肌?やらが、
復活させようと頑張っていたから、カユかったみたい。
そんなカユみとこの痛みは、違う。

って思っても、
まあ病院へ相談しに走る、程のモノには
認識していない。
なぜなら、
どんな手術であれ、
傷口というものは、往々にして、
いつまでたっても、違和感が残るもの。

手術後、傷口が引きつれる感覚がある、と
担当医師ではないけれども、
よくして下さっていた医師が
「そんなもんだよ」と言われていた。

「僕もうんと若い頃、
結構大きな骨折したんだけど、
その傷が、天気が悪いときなんか、
いまだに時々シクシクするよ」 と仰っていた。

一度傷がついてしまうと、
生まれたときの<素>とは、もう違うんだろうな、と思う。
例えそれらが、治療なりして、
完治したといっても、だ。

ただ、先生の骨折には、
チタンプレートは入っていない。
あたしの頭蓋骨には、入ってる。
ここが、違うところ。

今までは、気にならなかったのに、
ちょっと、ここ2週間位、気にしている。
まあ言えば、チクチク
或いは、小規模なズキッ

術後経過2年目、でのMRI撮影は、
来年の5月末。
担当医師が転勤してしまったけど、
引き継いで下さっている医師は、
勿論「いつでも気になることが有れば、
受診にいらして下さい」と言ってくれている。

この傷跡の小さな痛みが、
この先もっと気になるようになるなら、
一般外来の飛び込みで、受診願おうと思う。

寒暖差があまりにも最近、激し過ぎるせいかな。
チクチク。
ズキッには、響くのかな。

なんてことをぼんやり思いながら、
気が向いた時に、
片側顔面痙攣の、凹んだ手術痕に
そっと触れている。



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まったく、いつまでたっても、
つきまとうヤツだよ、片側顔面痙攣って野郎は!
もー、いい加減にしやがれー!(泣)





2018-12-14 : 片側顔面痙攣のこと : コメント : 6 :

ドッキリする

仕事中に、右眼瞼上に、ビクゥ。

ごくごく、ごくごく、
もう本当に有ったか無いかくらいのごくごく、小規模の、
ビクッが起きた。

怯えた感情。
めちゃ久しぶり。
久しぶりの中でも一番、最高で最悪にヤなヤツだ(苦笑)
思い出したくもない。
小規模のビクでも、薄く冷や汗がにじむ気がする。
それくらいに、イヤ。
このドッキリする感覚は、
もうホント、生涯勘弁して欲しい。
願い下げ!!!

冬になって来たからか、
頭蓋骨に穴を開けた、あの傷口辺りが、チクチクする。
手でそっと触れると、ガッポリ凹んでる。
2度も手術したからね。
ちなみに、2度目の再手術の際に、
小さなチタンのチップが埋め込まれた。
頭蓋骨の内部でのつなぎ目の為、だったかそんなの。

ドッキリするのって、心臓に悪い。

穏やかに、生きて行きたい(苦笑)



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2018-12-04 : 片側顔面痙攣のこと : コメント : 0 :

愛すべき眼鏡たち

あたしは、眼鏡を計9本持ってる。
その中の、
長年使っている眼鏡が、ひとつ、具合が悪くなった。

長年も長年。
25年近く使って来たヤツのひとつ。

過去20~25年以内に、
立て続けに4つ、眼鏡を新調してる。
当時は、コンタクトレンズだけを愛用してた。
基本的に、眼鏡は家でだけ使用だったけど、
それでもおしゃれ心を満たしてくれるようなモノを
好んであつらえていた。
かつ、言っちゃうと、
まあまあイイお値段のモノばかり。
おしゃれ、頑張ってたもん(笑)

大事に使って来てたけど、劣化はどうしたって、する。

レンズ表面の何らかのコーティングが、剥がれ始めた。
キラキラとうすい、魚のウロコみたいに、
はらはらと表面から、粉みたいに落ちだしてしまった。

フレームは気に入ってるから、
数年前に作ったことのある眼鏡屋さんへ持ち込み、
相談してみた。
ら。
フレーム自体の劣化も実は相当してたと判明。
ヨレヨレなこれに、高額の新品レンズを装着するのは、
ちょっとバランスも悪いし、お金を支払うのも惜しいかもしれない。。。

だったら、新しいトレンドなフレームで、
新しい眼鏡、作っちゃおう。

そう思って、ひとつ、注文した。

眼鏡屋さんの店員さんには、
とても丁寧に視力検査をして貰い、
見え方を何度も調節して貰い、
フレームのことも考えたりしながら、色々決めた。

片側顔面痙攣の痙攣症状が、無い状態で、
あたしは久しぶりに、この行為をしたなあ。。。
(しみじみ)

そう思いながら、眼鏡をオーダーした。
あたしは、ちょっと、感動してたくらいだった。
感動。
ほんとにちょっと、心が感動に泣いたと言っていい。

視力検査用の機械に座り、
店員さんの指示通りにあれこれモノを見る。
正直、ちょっと緊張した。
だって、店員さんと顔の距離、近いもの。
何も相手がイケメン男子で、コレ女のときめき、ではなくて(笑)
あたしの右顔面の痙攣が無い状態であることを、
自分で何度も確認した、とでもいうか。
あたし、痙攣していないよね?
大丈夫だよね?
そんな、感じで、ちょっとだけ、緊張した。

「これは見えますか」
「はい見えます」
「ではこちらはいかがですか」
「はい見えます」
「どちらの方がよりはっきり見えますか」
「今の方がきっちり見えます」

揺れていない世界で、モノが見える。
歪んでいない世界で、モノを見ることができる。


この、一般的に当たり前のように思われてることが、
当たり前でないことも、世界にはある。

あたしは、片側顔面痙攣の発症をして以来、
こういうことが、理解できる人間になった。
生きてくうえで、すごくいい勉強になったと思ってる。
片側顔面痙攣にはシャクだけどね!(怒)

片側顔面痙攣になったと、理解したときから、
あたしはコンタクトレンズの使用を止めた。
眼鏡に、した。
それも、出来るだけ<モード>な感じの
フレームのモノにした。
顔の痙攣がバレないように。
顔の引きつりが、指摘されないように。


本当に、消極的な発想から選んで、使った。

でも、今回は違う。
好きになった眼鏡フレームを選んだ。
色も、形も、雰囲気も。

洒落た眼鏡屋さんだから、お値段も洒落てる(苦笑)
福沢諭吉がひらひらひら~っと飛んでった。
けど、また20年は使う!
って、その前にもう老眼が気ちゃうか(笑)
けど、嬉しかった。
あたしは、すごく幸せだと思ってる。
片側顔面痙攣になって以来、眼鏡使用者になったけど、
眼鏡自体はもとから好きだった。
だから、これからは、
まっとうに眼鏡を愛する、眼鏡愛用者になる☆
痙攣隠しでもない、
引き攣り誤魔化しでもない、
ただいちえに眼鏡を愛する者として、愛す☆


で。
普段使い用にしていた眼鏡も、
不具合が出て来たから、
今度はファストフード的眼鏡屋さんに行った。

とあるファストフード的眼鏡屋さんのモノも、
あたしは2本持ってる。
こう言うとナンだけども、
お値段がすごくお手頃だから、
気軽に臆することなく、使いまわしてる。

例えば、家でゴロゴロ寝そべってるときでも、平気で着用。
フレームや鼻パッドが、少々歪んだってナニさ、だ(笑)
天ぷらあげてて、眼鏡に油が飛んで来たって気にしな~い。
家族でスパや銭湯なぞに出かけて、
脱衣所で眼鏡落っことしたって、
何だったったら、初めて訪れる広い浴場に、
着用したまんまでズカズカ行ける。
ぜんぜん問題無し。
だって、それくらいに、お手頃価格なんだもん~

フレームの曲がりを少し修正して貰った。
そのついでに。
はい。
もうそのついでに、ホイとね。
これ下さい、と注文しちゃった。
眼鏡、2本。
何度も言うけど、
先日新調した眼鏡屋さんのとは別次元の、
すんごいお手頃価格だったもんで、つい。

いくつあったって、いい。
眼鏡。
あたしは、どれも印象の違うフレームにしてる。
だから、家族や知人からも
「いったいいくつ眼鏡持ってんの???」と言われる。
というか、呆れられてるかもしんない(苦笑)

でも、あたしはこの先、眼鏡たちと生きてく。
痙攣はおかげさまで、2度目の手術以後消えた。
純粋に眼鏡を愛する。
喜んで使う。
楽しんで使う。
あたしは、幸せ者だと思う。



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2018-10-28 : 片側顔面痙攣のこと : コメント : 0 :

医者への選択肢

前回文字にしたけど、
不安視してた歯医者に、頑張って(苦笑)行ってきた。

予約をした歯医者は、9年前まで行っていた歯科。
歯医者はあまり必要な暮らしをして来てないので、
世間にはごまんとある歯科医院だけど、
親族の通っていたところだから、という
理由だけで、そこへの通院歴を持っていた。

で、今回、片側顔面痙攣発症後、
初の歯医者。

前回も書いたけど、
とにかく、歯の治療のためとはゆえ、
「おおぐちを開け続けていることで、
ヘンな痙攣誘発をしてしまったらどうしよう…」

これが気がかりで、ハラハラしてしまった。
たかが歯医者。
されど、歯医者だ。

で。
ふと。
一番近くに住む高齢者・親戚が、
自分達の通う歯医者が「とても良いと思うよ」と
言っていたことを、思い出した。

9年前とはゆえ、まあ診断カルテも有るし、
通院して来てるけど、まあ違和感無い歯科だった。
けど、ふと。
高齢者も高齢者。
ざっくり言うと。
ド級の高齢者親戚が「良い歯医者」というのなら、
それはたぶん、すごくイイんではないだろうか。

そう思って、予約をキャンセル。
そちらの歯医者へ初めてなんですが、と
診察依頼の電話をしてみた。

結果。
すべてが、バッチリ!
すんごくイイ感じの歯科医院だった。

電話での初応対も、穏やかでソフト。
急な依頼だったけど、
本日の〇時ならO.K.と(←事実は、こんなザツな言い方では有りません:笑)
快く引き受けてくれた。

で。
親戚から聞いた場所へ、向かって見ると、
個人経営で、規模が小さいながらも清潔な医院だった。

受付で、初心の問診票を記入。

現在飲んでいる薬 有る・無し
妊娠中 有る・無し
アレルギー 有る・無し
手術歴 有る・無し
現在治療中の何か 有る・無し ・・・

その際、備考欄があったから
そこへ思い切って、片側顔面痙攣の手術歴のことを書いた。

この4年間のうち、片側顔面痙攣の発症に伴い、
2度開頭手術を経験。
1年5ヶ月前にした再手術にて(一応)完治。
ただ、投薬・治療は無いが、経過観察中。
このことにより、
歯の治療で、長時間大きな口を開け続けることに、
痙攣誘発等を引き起こさないか、若干不安有り。
ご理解頂けましたら幸いです。



名前を呼ばれて、先生に、
「初めまして」

親戚の〇〇夫婦は、
長らく先生にお世話になっております。
身内でして、今回紹介して貰い、初めて伺いました。

先生は、60代くらいだろうか。
コロコロとした体躯で、見た目クマのプーさん(笑)
でも、柔和な感じがすごく分かる。
マスクと眼鏡のしたのおめめが、キラキラ。
にこにこされているのも分かる。
目じりにむにゅ~っと、深くしわが寄っていた。

ええええこちらこそ、ご夫妻には長く
お付き合い頂いています。
もう何十年になるかなあ。
30年かそれ以上かな。
こちらこそどうもです。

で、あたしとしての、今回の超・本題。

備考欄にも書かせて頂きましたが、
わたくし、
片側顔面痙攣という症状により、
開頭手術をしておりまして。
1年5ヶ月前にした再手術で、
幸い今のところ完治しています。
担当の脳神経外科医にも、
普通の暮らしをして下さい、と言われていますが、
歯の治療は術後初めてなので、
正直申し上げて不安なのです。
ガバーッと長くくちを開けていることが。
誘発ですとか。勝手に想像していまして。。。

と言うと、先生と横にいらした看護師さん、
双方、穏やかに微笑みながら、
穏やかに言ってくれた。

「大丈夫ですよ」 

それに、そうでなくても、
大きな口を開けるのって、しんどいですしね。
大丈夫です。
ほんのちょっと、時には頑張って
開けて下さいってお願いすることが有るかもしれませんが、
長く続きませんから、大丈夫です。

大丈夫。

この言葉の持つ安心感は、
怯えて暮らすあたしにとって、魔法みたいな言葉だ。
心を落ち着かせてくれる魔法の言葉。
ホッとして、うっかり涙が出そうになった。


その歯科医院では、初診察だったから、
レントゲン撮影をしたり、
特殊な用具を使って、口を開き、上下、
デジタルカメラで撮影とかもあった。
それらのときは、頑張って口を開けた。

治療が始まると、
元来気が小さいから、
口をもっと開けないと、先生の治療が
しずらいのでは…とハラハラしてしまい、
あたしなりに、奮起して、大口を開けた。
り、
ときどき小さくしたり(苦笑)しながら、
何とか、初治療を終えた。

ドドドーッと疲れた。。。。。。。。。。


お疲れ様でした。
今日の治療はこれでおしまいです。

そう言われて、椅子から離れるとき、あたしは、
「治療しずらくは無かったでしょうか」と聞いてみた。
看護師さんは「ぜんぜん大丈夫でしたよ」と答えてくれた。

後ろにいらした先生も、うんうんと、
笑顔で、うなずいて下さっていた。
マスクと眼鏡の下にある、めの両端に、しわを寄せながら。

ご面倒おかけしました。
でも、ホッとしました。
担当脳外科医には、普通に暮らしてよしと言われていますが、
患者側としては、いちいち不安で…
どうもすみません。

そういうあたしに、先生方はまた笑顔で言って下さった。
「大丈夫ですよ」と。


高齢者が言う<いい医者>というのは、
だいたいにおいて、人柄をさす、とあたしは考えてる。

親身になってくれる。
優しい。
親切。
話をちゃんと聞いてくれる。
穏やか。

こういう医者を、高齢者は、良い医者と言っていると思う。
あたしも、これが一番いいと思ってるほう。

一転、まだ若輩なあたしの姉は、ちょっと違う。
姉のさす<いい医者>は、
「治してくれる医者」をさす。

例えば、皮膚科。
名医と評判で、ゆえに物凄く混雑してる。
開業前から並んで、当日診察券を取得しないと
診察を受けられない!
だから、真夏でも真冬でも朝には長蛇の列。
でも、名医の診察はほんの数分。
患者で大混雑だし、悠長に診察なんかしてらンねえ。
ぶっきらぼう。
「だけど、ズバッと症状から原因を引き当てて、
適格な処置してくれるから、治りがイイんだよ」

例えば、婦人科。
姉は若い頃から婦人科系にちょっと不都合有って、
しばしば通院していた。
小規模ながら有名な先生だったらしい。
「言葉遣いが乱暴で、しかもド級の大声。
待合室まで治療法とかまで丸聞こえで、デリカシー皆無。
それが嫌で、有名だけど嫌う人も多い。
けど、治療はいい。治療費も安い。
そこが賛否分かれる医院だけど、
私はいい医者だと思ってた」
※高齢に伴い数年前に引退。

また、あたしの両親が愛用している診療所。
「たいした治療も薬もくれないんだよなあ」
なんて言いながら、そこにばかり行く。
なんでか、と聞くと「先生が朗らかでいい」
両親も高齢者だから、そっち側(笑)
姉はいつも呆れてるらしい。
もっとちゃんとした規模の病院へ行け!とね(苦笑)

人によって、いい医者の基準って、違う。

適格に速やかに対応してくれるのが良い医者。
親身になって患者に寄り添ってくれるのが良い医者。
そのどちらにも、
一番希望することは、
患者としては「治してくれること」なんだけどね。

あたしの理想の医者は、
親切で、人柄が柔和で、
適時完璧なる治療を施してくれる医者。

ブラックジャックから素っ気なさを抜いた感じ☆(笑)
そんな医者が、あらゆる分野にいてくれたらいいな。


次、歯科医院に行くのは1週間後。
取れちゃった詰め物の型取りが、完成する。

この先生を案内してくれた、
高齢者の親戚に、感謝。
そして何より、
優しく、あたしの片側顔面痙攣の手術履歴を、
不安を、
受け止めてくれた先生に、感謝。

小さなものだけど、
あたしが毎日の暮らしの中で、
克服してゆくものは、まだまだある。
なにせ、気が小さいから…(失笑)


来年の5月末に、
片側顔面痙攣の再手術をした病院へ、診察にゆく。
術後2年目の経過観察MRI撮影をして、
問診を受ける。

1年目の撮影後の診察では、
(過去、記事にも書いたけど)
手術後、直後の撮影時より、
神経と血管の幅が狭まっている
、という診断だった。
でも、触れていない。

「術後直後は、何というか、
ものすごくバッチリの直後ですから、幅は広いのは当然です。
でも、脳内はいわば水に満たされているため、
固定したとしても、若干揺らぎみたいなものは有る。
来年の今日、
再度MRI撮影をしてみたら、
この位置で確実に固定されたのかどうか。
位置の比較も、確認も出来ます。
来年も念のため、診察、引き続きしてみますか」

そう医師から提案して頂き、
あたしからも勿論そうお願いするつもりだった。

完璧に、固定されていますように!(祈願)


いろんな医師に、助けて貰っている。
多くの看護師さん達に、補助して頂いている。
本当に、感謝の思いしかない。
どうも有難うございます。
どなたにも、届かないけど、こうここに書く。


別記

一言どなたかお寄せ下さらないかしらーと思ってたけど、
姉に話したら「そりゃ無いと思うわね~」
なんで???
「だって、片側顔面痙攣が治った方って、
もうあーたのブログなんて、見る必要ないじゃない。
治ったんだもの、お悩み無しでしょ。
それに、苦痛だったその頃のこと、
思い出すこともツライってことだって、あるでしょう」

ごもっとも。
って、あたし自身、何度も言って来てたんだった。
コメントをお寄せ下さったり、
へっぽこですが、ご相談いただいた方々に、
治られましたら、どうぞ私のことはお忘れ下さいって。
片側顔面痙攣のことを、忘れることこそが、
一番大事なことだと思います。

あたしは再手術で無事治ったものの(現在一応)
たんにじくじくしててシツコイ性格なだけで。
これ、治すのは無理っぽい。。。(失笑)



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2018-10-18 : 片側顔面痙攣のこと : コメント : 2 :
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プロフィール

lou.c

Author:lou.c
2013年10月、片側顔面痙攣で開頭手術を受けました。煩わしかった痙攣から解放された☆と思いきや、術後約1年数ヵ月後、また魔の痙攣が始まりました…
この症状について、さらには病というモノなどについて、さらにさらにはいろいろよしなにごとを書き綴りたいと思います。

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